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令和7年第7回定例会 12月11日(木) 一般質問
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内容
資料
令和7年第7回定例会
12月11日(木) 一般質問
創志会
岡 富雄 議員
1 少子高齢化や人口減少の続く中山間地域における問題解決の考えを聞く
(1) 農業の担い手確保について
(2) 草刈りなど市道の管理について
2 三原市民体育大会の今後の在り方について聞く
(1) 参加地区の減少を踏まえた今後の大会運営について
次に、16番岡議員。
〔岡 富雄議員質問席に移動〕
◆岡富雄議員 創志会の岡です。
議長のお許しを得ましたので、既に通告してあります2項目について順次質問してまいります。
三原市本郷町、久井町、大和町が合併し、新三原市が誕生し、本年で20年がたち、合併記念行事も執り行われているところではありますが、その20年間の間、少子高齢化、人口減も進みました。特に中山間地域においては、少子高齢化、人口減が地域活動に大きな停滞をもたらし、地域行事の縮小や中止をしなくてはならない状況になっています。長年冬のイベントとして行われ、多くの皆さんを楽しませてきたペットボトルのイルミネーションも今年で終了することになりましたし、また農業のほうでは、ポテトチップスの原料として生産されていた法人さんは、1法人を残し、来年度から中止される予定になっております。また、農地の荒廃や市道や市道に隣接する雑木や竹、草の管理不足により動物のすみかになり、獣害被害も深刻な状況となっており、農作物の被害だけではなく人的被害も出かねない状況になっています。そのように課題はたくさんありますが、地域課題を少しでも解決するため、次の2点をお聞きいたします。
1点目は、農業の担い手確保策についてお聞きします。
今年は、猛暑や水不足のため収量は若干少なくても米単価が高く、農業法人や農家の方はよい収益を上げられ、一息つかれたようですが、周りを見れば、人手不足のため休耕田が増えています。また、刈り入れが遅れ、そのままになっている圃場も見受けられます。米の値段につきましては、今後どうなるか分かりません。農林大臣の話を聞いていても、米が不足しているのか、過剰になっているのか私には分かりませんが、この高値がいつまでも続くとは考えられない状況の中で、集落法人や米農家さんは正規作業員として担い手を雇い入れることを中止をされています。今一部の集落法人さんは、連携してお互いに農作業の手伝いをして、人手不足をカバーされています。米中心の集落法人さんは、本日も大和町のレンコン堀りの作業に手伝いに行かれていますが、お互いに高齢者同士なので、いつまでもこの連携しての手伝いが続くとは考えられません。どうしても若い世代の担い手確保が必要なのですが、地域内に後継者がいないのが現状です。農地、地域を維持していくために、若い担い手の確保について、本市のお考えをお聞きします。
2点目として、市道の管理についてお聞きします。
現在、市道の管理として、草刈りなどは市からチップソー、燃料をもらい、地域で主に行っていますが、人口減、高齢化が進み、対処し切れない状態になり、今までできていたところができなくなっています。また、畑や山、竹林も管理する人がいなくなり、市道に竹、草などがはみ出て、通行の妨げになっています。ボランティアで草刈り作業をしてくださるのは、ほぼ毎回同じ方です。その限られた人員で、市道だけではなく、農地や寺、神社に至るまで、集落を維持するために草刈りなどの整備作業を行うのですから、無理があります。できないところは、苦情が来ても放っておくしかないのが現状です。
そこで、お聞きしますが、市として、今後、市道の維持管理のために、作業を省力化できる機械の導入や除草剤の使用、予算の増額などのお考えをお聞きいたします。
以上、2点よろしくお願いいたします。
○正田洋一議長 植村経済部長。
◎植村正宏経済部長 御質問1点目についてお答えいたします。
本市の農業を取り巻く環境は、高齢化と人材不足、資材価格の高騰などによる経費の増加が経営を継続する上で大きな課題となっていることは認識しております。特に中山間地域では集落法人が地域農業の主要な担い手となっていますが、多くの集落法人においても、法人構成員の高齢化による役員の後継者やオペレーター、農作業に関わる人員不足の課題を抱えていることを把握しております。
このような状況を考慮し、現在、市と県、JA、農地中間管理機構で構成するアグリンク三原会議において、法人間連携による体制強化の仕組みを検討しているところでございます。本年6月には、市内33法人にアンケート調査を行い、うち15法人が法人間連携に関心を示されました。その後、第2回アグリンク三原会議において、法人間連携に関心のある集落法人への聞き取り調査を行うこととし、11月末時点で12法人と意見交換をし、改めてそれぞれの現状と課題の把握に努めているところでございます。これまでの聞き取り調査において挙げられた主な課題としては、役員及び構成員の後継者不足、畦畔や水路など農業用施設の維持管理作業の負担、耕作条件が悪い農地の維持、若い担い手を雇用するための経費負担などがあり、将来を見据えての様々な課題が明らかとなっております。
令和7年度末には法人間連携による体制強化に前向きな意思を示した集落法人に対し、連携の仕組みを提案し、課題の解消を進めてまいります。また、これら法人間連携の取組と併せ、人材の確保につきましても国や県などによる人材確保制度の情報収集に努め、各集落法人が抱える課題解決に有効な手法の情報提供を進め、集落法人の安定的な経営継続に向けた支援に取り組んでまいります。
○正田洋一議長 山本建設部長。
◎山本章博建設部長 私からは御質問2点目についてお答えします。
市道の草刈りは、多くの路線において地域の方々に作業を担っていただいており、その作業に当たり、本市では、ボランティア保険の加入をはじめ、草刈り機の替え刃や燃料の支給を行っております。しかしながら、人口減少や高齢化などから草刈り作業など地域の担い手不足が発生していることは認識しており、地域全体の大きな課題となっています。そのため、御質問の草刈り作業を省力化できる機械の導入については、今後の市道の維持管理に向けた取組として有効と考えており、これまでも乗用草刈り機や自走式草刈り機の貸出しを行っています。しかしながら、これらの機械は手軽に利用しにくいなどの理由から貸出件数が低調であり、引き続き安全性などの観点も踏まえ、様々な手法を検討してまいります。
また、除草剤の使用については、環境や健康への配慮といった面に課題を有しており、国や県、他の自治体の動向なども研究するとともに、維持管理に係るコスト縮減を目指し、必要な予算確保にも努めてまいります。
○正田洋一議長 16番岡議員。
◆岡富雄議員 答弁いただきました。
1点目の農業の担い手確保につきましては、課題もある程度理解され、いろいろな施策が行われていることは理解していますが、先日の新聞報道にもありましたように、農業従事者は大幅に減少し、高齢化は進んでいます。このまま放置すると、農地や集落の維持はますます困難になっていきます。その中で、集落法人の維持は、農地や集落を守るために不可欠な団体なのです。2点目で質問した市道の管理にしても、若い農業の担い手が増えれば、ある程度解決すると考えられます。急いでやってもうまくいかないこともあるとは思いますが、あまり時間がないのも確かなのです。集落を維持するためにも担い手の確保は必要不可欠なので、さらなる担い手確保の支援策を強く要望します。
2点目の市道の管理につきましては、草刈り作業における省力化、効率化を検討していくと答弁をいただきました。早めの検討をお願いいたします。また、支所の指導管理のための予算の増額もお願いいたします。
私も、この前の土曜日午前中は神社の整備作業、午後からは文化課が所管する岩海の清掃作業、また日曜日は、午前中は多面的機能で地域の生活道の草刈り、午後は市道及び観光課が所管する公園の整備作業、その間に神社の行事などがあり、多忙な2日間ではありましたが、先ほども申し上げましたように、ボランティアで出てくる方はほぼ同じメンバーです。私が若いほうですから先は見えていますので、早めの検討を強く要望します。1点目に質問した農業の担い手が増えれば、中山間地域の課題はある程度は解決していくと考えられるので、早めの対策の検討を要望して、次の質問を行います。
次に、三原市民体育大会の今後の在り方、参加地域が減少している今後の方向性についてお聞きします。
本年の三原市民体育大会は、合併20年記念として開催されましたが、19地区のうち30%以上の7地区が不参加となりました。不参加の原因は、人口減により選手の選考が困難である、地域でまとめる人がいないなど理由はそれぞれあるとは思いますが、教育委員会として原因はどこにあるとお考えなのでしょうか、お聞きいたします。
○正田洋一議長 石原教育部長。
◎石原洋教育部長 御質問にお答えします。
本市の市民体育大会は、昭和14年に第1回が開催をされ、地区対抗で様々な種目を競い合い、合併後も各地区の結びつきや市民の絆を育んでまいりました。しかしながら、各地区での選手確保が難しくなり、参加地区が徐々に減り、今年度は12地区まで減少する状況となりました。
教育委員会としては、この参加地区が減少している背景について、主に高齢化による地域活動の担い手不足や人口減少に伴う若年層の減少、子どもの習い事や休日の活動の多様化など社会構造が抱える課題と捉えており、このことが選手確保の困難さにつながっていると認識をしております。
○正田洋一議長 16番岡議員。
◆岡富雄議員 原因の認識について答弁いただきました。
子どもたちにもそれぞれの活動があり、また高齢化や人口減少で、市民体育大会の選手選考について、地区としては対応に非常に苦慮しております。親睦が図れるといったよい面もあることは理解はしていますが、とにかく選手が集まらない。また、私たちのように北部の人間は、会場までバスをチャーターしてはいただいてますが、高齢になると遠方まで出かけるのがしんどい、こういう現状もありますから、時代の流れに対応するよう変えていく時期に来ていると考えます。今後の方向性についていかがお考えか、再度質問いたします。
○正田洋一議長 石原教育部長。
◎石原洋教育部長 再質問にお答えします。
今年度の市民体育大会後、地区代表の方々からいただいた反省と気づきのアンケート結果では、参加者の確保が困難であるという意見が複数見受けられます。また、開催時期や開催場所を見直す必要があるのではないかという意見や、大会を地方に委ねてはどうか、以前は地域単位で和気あいあいと体育大会が行われていたといった意見などもあり、今後、各地区の代表による地区代表者会議において、市民体育大会の在り方について検討することとしております。その会議で丁寧に議論をし、今後の方向性を定めてまいります。
○正田洋一議長 16番岡議員。
◆岡富雄議員 答弁いただきました。
市民体育大会を続けるにしても、選手がそろわない地区や地域がまとまらない地区がある中では、現状のまま市民体育大会を続行することはもう無理だと考えます。先日も福山の市議会でも福山市総合体育大会の参加者減少対策について質問があり、市長が、ニュースポーツといいますか、生涯スポーツのモルックを種目として検討すると答弁されていましたが、このように内容を大幅に変更して継続するのも一つの方向性、また中止して各地区地区で市民体育大会に代わる行事を行うことも一つの方向性だと思いますが、そのことも踏まえて地区代表者会議でしっかり議論していただくことを要望して、質問を終わります。
○正田洋一議長 岡議員の質問を終わります。
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