録画中継

令和7年第2回定例会
2月27日(木) 予算特別委員会付託議案 総括質問
会派無所属
宮垣 秀正 議員
1 ごみの不法投棄対策はどのようになっているか
 (1)不法投棄の通報件数について
 (2)不法投棄の処理実績について
 (3)不法投棄の処理は誰がするのか
 (4)私有地への不法投棄の現状と対策はどうか
 (5)不法投棄は重大な犯罪と考えているが、罰則はどのようになっているか
 (6)パトロールの現状と効果について
 (7)監視カメラの現状と効果について
 (8)地域ボランティア活動に対する認識と市民との連携について
 次に、10番宮垣議員。
      〔宮垣秀正議員質問席に移動〕
◆宮垣秀正議員 無所属の宮垣です。
 議長より許可を得ましたので、通告しています1項目、ごみの不法投棄対策はどのようになっているかについて質問いたします。
 不法投棄については、令和2年12月議会から4年を経て、このたび質問いたします。
 不法投棄は、現在どのような状況か、改善は進んでいるのか、課題や問題はどのようになってるのか。不法投棄は、単にごみが捨てられるというごみ問題にとどまらず、まちの美観を損ない、自然環境や生活を著しく悪化させています。私は、不法投棄は市民の日常生活に悪影響を及ぼし、河川や海洋の汚染になる重大な犯罪行為であると認識しています。今日はそういった視点に立って質問いたします。
 初めに、不法投棄の現状からお聞きしたいと思います。
 質問1点目、不法投棄の通報件数について、令和3年から不法投棄件数の推移はどのようになっているのか、お伺いします。
 質問の2点目、不法投棄の処理実績はどのようになっているか、お伺いします。
 質問3点目、不法投棄の処理は誰がするのかについて、ごみが投棄された場所によると思いますが、どのようになっているか。所有者が特定できればよいが、所有者不明が多いのではないかと思いますが、この点についてお伺いします。
 質問4点目、私有地への不法投棄の現状と対策はどうか。不法投棄は、耕作放棄地、空き地、空き家など、民間の敷地にも投棄されているのではないかと思います。果たして現状はどうなのか、そして対策はどのようにされているか、お伺いします。
 質問の5点目、不法投棄は重大な犯罪と考えていますが、罰則はどのようになっているのか。一部の心ない人たちによるごみなどの不法投棄は後を絶ちません。今までに違反者の発見や検挙につながったことがあるのか、お伺いします。
 質問の6点目、パトロールの現状と効果についてであります。このことについて、現状と効果についてお伺いします。
 質問の7点目は、監視カメラの現状と効果についてであります。この点についても現状と効果についてお伺いします。
 さらに、4年前の一般質問で、カメラの設置は固定式、つまり同じ場所ではなく、可動式、移動するカメラにしてはどうかと要望いたしましたが、そのときの市の御答弁では、今後研究していくとのことでしたが、現在はどのようになっているのか、お伺いします。
 最後に、質問の8点目、地域ボランティア活動に対する認識と市民との連携についてであります。このことについて本市はどのように認識され、また市民とどのように連携されているか、お伺いします。
 そこで、市民の活動について若干触れたいと思います。
 沼田西町では、毎年4月下旬に町内全域の川の清掃、6月と11月に町内一斉クリーンデーを実施しています。沼田西の中で小原地区には、国道2号線から南にある西部工業団地につながる県道と国道2号線の南側に位置する小原大橋南詰めの沼田川右岸、つまり小原から沼田東、納所、三原方面につながる市道28号線があります。
 そこで、写真をアップをします。見えますでしょうか。
 それと、すいません、ユーチューブ用に写真を提示したいと思います。これはユーチューブですね。
 沼田西小原町内会の有志ボランティア約20名が昨年11月のクリーンデーでごみ回収したときの写真であります。写真は35枚ありましたけども、4枚にしました。
 それで、この写真1枚目ですけども、この市道28号線、小原から納所に至る道路ですけども、2号線が朝夕渋滞することがあるので、この28号線を通ると。交通量が大変多い場所でございます。
 朝8時にごみ回収を始めました。ごみ回収を始めて、この表示では19分になってますけども、袋に結構ごみが入っています。写真の右側に看板が見えるかと思いますけども、見えますね。不法投棄禁止の大型掲示板が見えます。看板には「不法投棄禁止。監視カメラ作動中です。困っています。ごみを捨てないで」とあります。これはそれぞれの地域でもクリーン活動をされていると思いますけども、ごみを捨てないでというのは皆さんの共通した思いではないでしょうか。
 町内会の話を聞きますと、看板や監視カメラを設置して多少改善されたが、カメラから離れたところで遠くに投げ捨てているので、足場の悪いところもあり、収集が難しいと言われています。
 次に、写真の2枚目に行きます。
 これは先ほどの市道28号線の道路ではなくて、ふだん地元の方が通る道で、ごみは落ちておりません。先ほどの写真と歩く姿が違いますし、前かがみにはなってませんねという写真です。
 それから次、3枚目に行きます。
 ごみ回収を始めて30分もたたないうちに、ごみがこんなに増えました。何が入っているか。空き缶、ペットボトル、瓶や菓子袋など、あらゆるものが入っております。こんなにごみが増えました、30分もたたないうちに。
 それから、最後の写真にしますけども、これは11月のときの写真ではなくって、今から1週間前の2月19日の夕方、これは分かりますね。ほぼ同じ場所です。ユーチューブは終わります。袋が破れて、野菜とか果物ですか、ごみが散乱しています。ここで左側は竹林になってますけども、沼田川があります。このごみは風で飛んだり、雨で川に、海へと流れていく心配があり、川へ落ちたごみは河川を流れ、海のごみ汚染が皆さん御存じのように社会問題となってるところでございます。この後、すぐ小原の町内会長と前の町内会長さんがごみを回収し、処理され、道路は生活道路なので、この方は毎日のように不法投棄調査をしていると言われております。どういう思いで言われたのか、私は考えさせられ、今ごみ問題の大きな課題が突きつけられたような思いをしております。このことについても市の見解があればお願いいたします。
 以上、8点についてよろしくお願いいたします。
○岡本純祥議長 森坂生活環境部長。
◎森坂純也生活環境部長 御質問にお答えします。
 1点目の令和3年度からの不法投棄の通報件数についてですが、令和3年度20件、令和4年度15件、令和5年度13件、令和6年度は2月20日現在で6件の通報が寄せられております。通報件数は減少傾向ですが、依然として市内で不法投棄は発生しております。
 また、近年の傾向として、大量の廃棄物が1か所に投棄される大規模な不法投棄は減少しておりますが、小規模なごみの投げ捨てが積み重なることで生活環境への支障が生じている地域を複数確認している状況です。
 続いて、2点目の不法投棄の処理実績についてですが、不法投棄物として市が回収したテレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機の大型家電類の合計台数は、令和3年度17台、令和4年度19台、令和5年度11台、令和6年度2月20日現在20台であり、過去4年間で67台を回収しております。
 続いて、3点目についてお答えします。
 市に不法投棄の通報があった場合、発生場所の管理者または所有者に対して市から連絡するとともに、警察と連携して現場状況の確認を行います。確認の結果、不法投棄を行った原因者が特定できれば、原因者に対して回収を指示することになりますが、原因者の特定が困難な場合は、原則、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第5条に基づき、不法投棄が発生した場所の管理者や所有者が処理を行うことになります。ただし、生ごみ等の腐敗により周辺の生活環境の保全上早期に改修が必要と判断した場合は、市が即日回収するなど状況に応じた柔軟な対応に努めております。
 続いて、4点目の私有地への不法投棄の現状と対策についてですが、通報件数が減少傾向であることもあり、私有地への不法投棄に係る相談件数も年一、二件程度と減少傾向にあります。また、私有地の不法投棄の処理は、原則、土地の所有者や管理者が行うことになりますが、先ほどお答えしましたとおり、不法投棄の状況等に応じた柔軟な対応に努めております。
 なお、投棄場所において継続して不法投棄が発生しないよう、看板の設置や移動式監視カメラの設置を検討し、発生防止対策を実施しております。
 続いて、5点目の不法投棄の罰則についてですが、不法投棄は廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条により禁止されており、これに違反した場合は、同法第25条において、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金またはその両方の刑に処するとの罰則規定が設けられております。しかし、不法投棄の原因者は特定できない場合が多く、令和3年度から令和5年度の3年間において市に通報があった54件のうち、原因者が特定された事例は2件という状況です。
 なお、この2件の事例に対する原因者による撤去が完了していることを確認をしておりますが、罰則規定の適用については市では把握できておりません。
 続いて、6点目のパトロールの現状と課題についてですが、不法投棄巡回として、市内を6ブロックに分け、同日で昼間に1ブロック、夜間に1ブロックの巡回を週1回実施しております。巡回の効果としては、不法投棄防止パトロール中のステッカーを貼り付けた車両で巡回することにより、不法投棄の抑止効果があると考えております。また、不法投棄監視カメラの作動状況及び看板の状態の確認、不法投棄状況の確認も併せて実施することで、監視カメラや看板の不具合及び不法投棄があった場合、速やかに対応ができております。また、広域的な取組として、広島県東部厚生環境事務所及び三原警察署と連携し、不法投棄防止パトロールを毎年実施しております。
 続いて、7点目の監視カメラの現状と効果についてですが、不法投棄が頻発した箇所を中心に、令和4年度までに固定式の監視カメラを39か所設置しております。また、近年の小規模なごみの投げ捨ての積み重ねにより生活環境への支障が生じている地域が増えてきている現状を踏まえ、令和5年度に移動式の監視カメラを1台導入し、自治会等から要望のあった場所などに設置し、監視を実施しております。固定式及び移動式監視カメラの監視は、不法投棄の防止効果が高く、継続した取組を実施するとともに、自治会等の要望を踏まえ、移動式監視カメラを効率的かつ効果的に設置し、監視を実施してまいりたいと考えております。
 続いて、8点目の地域ボランティア活動に対する認識と市民との連携についてです。
 これまで不法投棄に係る本市の取組をお答えしてまいりましたが、先ほど示されました地域の清掃活動の写真にありましたように、不法投棄の防止に向けましては市民の皆様の御協力が必要であり、市民の皆様の日頃の取組に敬意を表するとともに、感謝を申し上げるところです。
 このような市民の皆様と協力した取組を進めるため、本市では、各自治会等から生活環境推進員を1名選任していただいており、年1回開催します研修会において、地域清掃の実施についてお願いするとともに、要望があった場所は地域清掃用のごみ袋と処理券を交付しております。ごみ袋と処理券の交付団体数は、令和6年度は254団体であり、自治会等によって地域清掃活動の規模は様々ですが、各地域の美化活動に多くの市民の皆様に御協力をいただいております。
 また、地域清掃を実施して集められたごみは、少量であれば処理券を貼り付けてステーションに出していただき、ごみの通常回収時に回収しており、集めたごみが多量の場合は、市に連絡をいただき、市が直接現地で回収を行っております。
 今後とも地域清掃活動を通じて地域と市が連携し、生活環境の保全や地域の美化活動を推進してまいります。
○岡本純祥議長 10番宮垣議員。
◆宮垣秀正議員 それぞれ御答弁いただきました。
 質問2点目の不法投棄の処理実績について、大型家電類の処理実績について、合計台数が減少しているものの、依然として多い。どのような場所、状態で投棄されているか、お伺いします。
 大型家電類以外のごみの不法投棄の処理実績はどのようになっているか、お伺いします。
 次に、質問3点目の不法投棄の処理は誰がするのかについて、丁寧な説明をいただきましたが、その中で警察と連携して現場状況の確認をされるとのことですが、年間約何件あったのか。また、説明の中で生ごみ等の腐敗により早期に回収が必要な場合、即日回収とのことですが、年間約何件あったのでしょうか、お伺いいたします。
 質問5点目の不法投棄は重大な犯罪と考えているが、罰則はどのようになっているかについても、原因が特定された事例2件について、罰則があったのかどうかについて把握できていないとのことでした。これは警察から連絡がなかったということでしょうか。このあたりの状況についてお伺いします。
 質問6点目、パトロールの現状と効果について。
 パトロールの現状と効果について御答弁いただきましたが、パトロールなので私は頻繁にされていると思っていました。本市では、パトロールは週1回で抑止効果があり、速やかな対応も可能とのことです。
 そこで、確認なのですが、地域を1から6ブロックに分けて、週に1回巡回とのことですが、1ブロック、同じ地区ということになると思いますが、パトロール、巡回は月に1回ということなのでしょうか。6ブロックあるわけですから1.5ぐらいになるんでしょうけども。不法投棄のパトロールは月に1回では少ないと思います。パトロールというならば、せめて週に1回は巡回すべきではないでしょうか。今よりもっと強化していただきたい。このことについてお伺いいたします。
 質問7点目、監視カメラの現状と効果について。
 令和5年度に移動式カメラを1台購入したとのことです。ありがとうございます。導入して効果が上がっているとのことでしたので、1台だけではなく台数を増やしてはどうかと思います。不法投棄は夜間に多く、監視の目が届かない場所や時間帯で、大変悪質な犯罪だと思っております。今監視カメラは進化しておりまして、不法投棄に適しているカメラも出て、真っ暗闇でも撮影ができ、車のナンバープレートまで撮影できるカメラがあります。検挙となると警察の協力が必要となりますが、証拠材料の提供となるのではないでしょうか。最新式のカメラは不法投棄の抑制になると考えます。検討してはどうでしょうか。
 質問の8点目、地域ボランティア活動に対する認識と市民の連携について。
 このことについては、地域清掃活動を通じて地域と市が連携して、生活環境保全や地域の美化活動が進むことは大変大切なことと思います。
 そこで1つ目、ごみ袋と処理券の交付団体が令和6年度は254団体あり、市民の協力があるとのことでした。
 その中で1つ、この交付団体は多いのか、少ないのか、どう思われてるのか、数年の推移はどうなのかについてであります。
 2つは、市がごみの回収をされてますが、つまりごみが減ってるのかどうか、増えてるのかどうか、このことも数年の推移についてそれぞれお伺いします。
 2つ目、不法投棄に関して市と市民の連携は、この基本は、市民が監視、市へ通報できる体制が必要ではないかと考えます。本市にはLINE三原があります。そこに本市独自に不法投棄アプリをつくる。今建設部でも運用していますが、私も何回か道路等の異常を発見したときに、場所、道路の状況、画像も添付して通報し、利用したことがあります。アプリ開発については相当費用が必要とは思いますけども、不法投棄アプリは不法投棄の抑制となり、市民が監視する良好なツールと考えます。ぜひ取り組んでいただきたくお伺いします。
 以上、再質問についてよろしくお願いいたします。
○岡本純祥議長 森坂生活環境部長。
◎森坂純也生活環境部長 再質問にお答えします。
 再質問の1点目、不法投棄の場所や状態及び大型家電類以外の処理実績についてお答えします。
 不法投棄につきましては、住家等から離れた山間部や人通りの少ない場所へ家電類を含む大型ごみや日々の生活において発生する生活ごみが未分別の状態で投棄されているのが現状です。
 また、大型家電類以外のごみの不法投棄の処理実績については、令和3年度から令和6年度2月20日現在までの間に通報のあった54件のうち37件の現場において、汚れたペットボトルや弁当殻などの燃やすごみ、また瓶や缶などの燃やさないごみに職員が分別し、各工場へ搬入し、処理しております。
 再質問の2点目の警察と連携して現場対応を行った件数及び市が即日回収した件数についてお答えします。
 市民からの通報に基づき警察と連携して現場対応を行った件数は、令和3年度5件、令和4年度4件、令和5年度4件、令和6年度2月20日現在3件であり、過去4年間で16件となっております。
 また、先ほどお答えしました令和3年度以降の通報件数54件のうち、市が即日回収した件数は34件となっております。
 3点目の特定された原因者に対する罰則規定の適用につきましては、不法投棄は廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づいた罰則の対象となるものですが、不法投棄に係る警察の捜査やその後の司法手続等については、市が把握することは困難な状況です。
 4点目のパトロール状況についてお答えします。
 現行のパトロールは、令和2年度から実施しているものであり、1ブロック当たりの巡回数は月に1回から2回の巡回を行っており、これまでに巡回時において不法投棄を発見した件数は6件となっております。このパトロールは、発見した不法投棄に対して速やかに対応することで、ごみがごみを呼ぶという不法投棄の連鎖を防ぐことが重要であるとの考えなどから実施しているものであり、不法投棄に係る通報件数も減少傾向にあり、一定の成果があるものと考えておりますが、今後もより効果的な方法も検討し、監視カメラや啓発看板の設置などと併せた取組により、不法投棄の防止に努めてまいります。
 5点目の移動式監視カメラの増設についてお答えします。
 令和5年度に導入した移動式監視カメラは、自治会等からの要望場所などに設置し、一定期間経過した後、次の場所に移動して設置しております。今後、現在の稼働状況や防止効果の検証を進める中で、増設について検討をしてまいります。
 6点目の地域清掃用ごみ袋と処理券の交付団体数等の推移についてお答えいたします。
 交付団体については、令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響等により団体数が233団体と一時的に減少をしておりましたが、令和4年度271団体、令和5年度261団体と、近年はおおむね横ばいの状況となっております。
 また、ごみの回収量の推移につきましては、回収したものには不法投棄物のほか地域清掃による草や落ち葉などを含んでいるため不法投棄物だけの回収量は把握しておりませんが、これらを含めた回収量は、令和3年度が約119トン、令和4年度約134トン、令和5年度約136トンとおおむね横ばいの状況となっております。
 最後に、7点目の不法投棄アプリの導入につきましては、不法投棄防止に係る市民意識の醸成や市内の状況把握及び早期の対応などに効果があるものと考えられますので、先進事例等を調査するなど研究に努めてまいります。
○岡本純祥議長 10番宮垣議員。
◆宮垣秀正議員 それぞれ御答弁いただきました。
 近年、ごみ問題は、河川や海の汚染に大きな影響を与えています。その中で、プラスチックごみは特に深刻な問題で、海洋生態系に悪影響を及ぼし、魚や鳥などが摂取することで食物連鎖に影響を及ぼします。また、ごみが分解することで微細プラスチックとなり、さらに広範な環境問題を引き起こします。ごみ問題は観光業にも悪影響を及ぼし、不法投棄は美しい自然環境を損なっています。一方で、これを解決するために、リサイクルの推進、プラスチック使用の削減、教育・啓発活動が必要で、頑張って取り組んでおられる方もいらっしゃいます。先ほどの御答弁でも、不法投棄の通報件数は減少傾向というものの、依然として不法投棄は続いています。御覧いただいた写真にあったように、道路に捨てる者や、ひどいのは道路そばの木にごみ袋をつるしたり、あるいは草むらに投げ込むなど、心ない人がいる限りごみ問題は改善しません。4年前に私はこの不法投棄問題を取り上げましたが、不法投棄はいたちごっこ、永遠のテーマだという人がいました。そういう考えだと、本当にいつまでも解決しません。子どもや孫たちに何と説明したらよいのでしょうか。ごみの後始末は、地域町内で皆さんがクリーン活動、地域の清掃活動をしています。市民や地域の方の御協力があってこそまちも田舎もきれいに保たれているのです。しかしながら、不法投棄は重大な犯罪行為。懲役、罰金規定があっても、看板を立てても、それでも捨てる人がいます。そのような心ない人にどのように対応をしていけばいいのでしょうか。皆さんならどうされますか。私は、市としてやっていただきたいこと、要望したいことは、ストレートに申し上げますと、市が今以上に監視カメラやパトロール巡回をしっかり強化し、違反者を発見し、警察と連携して、重大な犯罪、違反者は名前を公表することが大きな解決方法の一つと思っています。特に移動式カメラは、現在の1台だけでは間に合いません。これからも取り組んでいただけると思いますが、最新式の移動式カメラの台数を増やして、パトロールの人員や巡回も増やす。もう一つ、市が先ほどの不法投棄アプリをつくって、市民全体が監視していく。不法投棄犯罪は許さない、犯罪は見逃さない姿勢で市民と企業にも呼びかけていただいて取り組んでいただきたい。きれいなまちにしていきましょう。
 以上、要望して、質問を終わります。
○岡本純祥議長 宮垣議員の質問を終わります。
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