三原市議会
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9月12日(金) 一般質問
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内容
資料
令和7年第5回定例会
9月12日(金) 一般質問
みらい
松野 諭 議員
1 スポーツを核とした地域創生のまちづくりについて
(1) 地域のスポーツ振興に向けた本市の取組と今後の施策について
2 中学校におけるクラブ活動について
(1) クラブ活動の現状と今後の取組について
(2) 活動場所及び機材備品等について
(3) 指導者等の人材確保について
(4) クラブ活動の地域展開に係る周知について
次に、3番松野議員。
〔松野 諭議員質問席に移動〕
◆松野諭議員 会派みらいの松野 諭です。議長から発言の許可をいただきましたので、通告しておりますとおり、質問をさせていただきます。
1項目め、スポーツを核とした地域創生のまちづくりについてです。
現在、国でも、スポーツ庁を通じて、地域資源を生かしたまちづくりに力を入れています。スポーツが持つ力を地域経済の活性化につなげて、新しい日本、楽しい日本を実現できることを周知するために、各地で講演や勉強会が行われております。
三原市は、中四国のほぼ中心に位置し、交通アクセスでは、東西、南北にスムーズに交流できる自動車道があります。また、まちの中心に在来線と新幹線の両方が停泊する駅があります。空の玄関口である広島空港もあります。また、四季を通じて雪も少なく、温暖で気候もよく、一年中スポーツイベントが開催できるところではないかと思います。現に、三原市でも自転車ロードレースやマラソン大会、トライアスロンなど大規模なスポーツイベントが開催されています。これらのことから、私は、この三原自体が地域資源ではないかと思っています。
スポーツは、楽しむスポーツ、いわゆる実践をしたり、試合をしたりする、自分で体を動かす、実践するスポーツ。そして、見るスポーツ、いわゆる観戦ですね。いろんなチームが来たところに見に行くという観戦。そして、それを支える方々のスポーツ、試合も審判の方がおられたり、誘導される方がおられたり、そういうスポーツも関連してあります。広がりは多様にあり、また多世代にわたっております。スポーツを通じて三原に来ていただき、スポーツを通じて三原を知ってもらう。交流人口を増やす取組に、三原市の発展として、スポーツは大変有効ではないかと考えております。私自身も中学生のクラブチームを率いて二十数年にわたっておりますけど、いろんなところで試合をやったり、合宿も行っております。少し不便なところでも環境設備や宿泊施設が整っているならば、好んでそこを利用させていただいております。
そこで、質問です。
これまでのスポーツの振興とまちづくりをどのように取り組んでおられるか、また交流人口を増やすため、三原市が今後どのようにスポーツを有効に生かしていかれるのか、見解をお尋ねいたします。
○正田洋一議長 岡田市長。
◎岡田吉弘市長 スポーツの振興を通して地域やまちの活性化につなげていくという議員の考え方、方向性に対して、私も大変共感するところでございます。するスポーツ、見るスポーツ、支えるスポーツ、この3つの視点から、市民一人一人がそれぞれのライフステージや適性に応じて様々な関わり方でスポーツに親しむことができるような、そういうスポーツ施策を推進しております。その中で、スポーツ環境の整備、地域の活性化として地域におけるスポーツ施設の整備を進めるとともに、スポーツ大会等の開催を支援、促進することにより、スポーツを通じた市内外の人々との交流を深めて、地域の活性化を図るということとしております。
また、本市にはリージョンプラザや、やまみ三原運動公園、白竜湖スポーツ村公園といったスポーツ施設を有しているほか、自転車競技の聖地と呼ばれております広島県立中央森林公園など、地域資源とも言えます多数の施設がございまして、それぞれの施設で立地や施設の特性を生かした多彩な大会が開催されているところでございます。
大会開催の支援といたしましては、これまで佐木島や中央森林公園で開催されたプロの自転車ロードレースにおいて、市と経済界が一体となって開催を支援することで、選手や観客を中国地方のみならず各地から呼び込み、市内の宿泊、飲食、小売など、地域経済の活性化を図ってきております。また、大和地域で開催されます白竜湖ふれあいグリーンマラソンは、県内外から毎年約1,000人の選手を迎える規模となっておりまして、地元の特産品の販売などを通じた地域の魅力を発信しております。また、今年の大会からふるさと納税によるマラソン出場権付与を実施することとしておりまして、市外からの参加もしっかりと促しているところでございます。
また、スポーツ施設の面では、大半が老朽化をしてきておりまして、そのことから拠点施設であるリージョンプラザを長寿命化改修工事により長く快適に使っていただける施設へと改修を進めているところでございます。こういった老朽化に対応した改修を進めながら、一方でやまみ三原運動公園の多目的広場の人工芝化のように、年間を通して多様な利用ができる新たな施設整備を進めております。
今後、これらの施設整備により、多くの方々が集うことができ、スポーツに触れ、それらのことがスポーツを始めるきっかけへとつながったり、スポーツを通じたコミュニティが形成されたりするように、都市公園機能を生かした施設の充実を図ってまいります。その他の施設についても計画的に検討を重ねまして、順次機能を強化してまいりたいというふうに思っております。
このスポーツ施策を考えますときに、施設のハード整備だけじゃなく、人を呼び込んできたりとか、そうしたソフトの面、ハード、ソフト両面からパッケージ化しての検討を今進めているところでございます。引き続き、するスポーツ、見るスポーツ、支えるスポーツの視点に立って、スポーツ人口の拡大と地域活性化に努めてまいります。
○正田洋一議長 3番松野議員。
◆松野諭議員 ありがとうございます。
市長からのこれからのスポーツに関しての思いを伝えていただきました。室内ではリージョンプラザをこれからもっと活用できるように、またやまみ運動公園の整備ももっと多様化して整備ができるようにお願いします。多くの方々が集う、楽しい三原が実現できる、そんな気がいたしております。
また、一つの会場で全国から、また世界から来られるような、そんなイメージを私は描いております。あのスポーツをするなら三原へ行け、三原じゃったら全部やってくれるでというような、そんなことが三原でできれば、知名度も上がるような気がいたします。イメージとしましては、尾道の御調町にソフトボール会場があります。メイン会場、サブメインが隣同士にあって、周りに3つのサブ球場があります。1か所の会場で大会ができるという、また隣接して一般の方も利用できる温泉施設や宿泊施設、長期合宿のできる大部屋など整備をされております。やまみ運動公園においても、大規模な大会の開催を周辺地域で完結でき、合宿ができるような宿泊施設を整備してはいかがでしょうか。
また、スポーツを生かした地域活性化を目指すに当たって、周辺の環境整備も必要であると考えます。現在、高規格道路福山本郷道路にて、今は終点のところが新倉のトンネルになっておりますが、そのバイパスルート延伸に伴い、沼田川を挟んで沼田東に入り、三原運動公園をはじめ西部工業団地から本郷中心部、山陽道、空港への接続を促進すれば、さらなる誘客を図ることができるだけでなく、本郷地域を含めた三原市西部の活性化にもつながるような気がいたします。また、市長のほうから言われました自然豊かで広大な土地もある白竜湖スポーツ村公園などほかの施設の整備も充実していけば、スポーツのまち三原として実現できるように思います。そのことを強く要望して、1項目めの質問を終わります。
次の質問に入る前に、事前通告では2のところで中学校におけるクラブ活動についてと題しておりましたが、中学校においては、学校教育の一環として行うことを部活動という文言を使用しておりますので、中学校における部活動についてと訂正して質問をさせていただきます。
三原市教育委員会から、本年の6月に、三原市立中学校の運動部活動地域展開の基本方針が出されました。中学校では、これまで学校施設を利用し、教員が部活動指導をしておりましたが、今後は地域の指導者から指導を受ける地域スポーツクラブ活動が展開されていくと把握しております。しかし、市民の方々の認知度は十分とは言えず、中学校の部活動がこれからどうなっていくのか、期待とともに不安も持っている保護者や地域スポーツの指導者の方もいらっしゃるのではないかと思います。そこで、現在の中学校部活動の地域展開の現状と今後の地域展開をどのように考えておられるのか、お伺いします。
2点目です。
運動部や文化部の地域展開に当たっては、活動場所や施設が必要となります。また、スポーツにはバスケットボールやサッカーのゴール、また卓球には卓球台といった機材備品が必要であります。吹奏楽部では様々な楽器が必要となり、それらの機材備品がなければ活動が成り立ちません。
そこでお伺いします。
地域スポーツクラブ活動として行う際、各団体が学校施設を利用することを可能とするのでしょうか。また、学校のサッカーゴールや楽器の機材備品を使用することは可能なのでしょうか、お伺いします。
3点目、地域スポーツクラブ活動では、主として地域人材が指導に当たるものであると捉えておりますが、保護者の中には信頼できる小・中学校の先生にも指導に関わっていただきたいと考えておられる方もいます。また、新聞記事によると、2024年採用の公立中学校教員採用試験の競争倍率は、保健体育が7.4%と中学校教員全体の4%を大きく上回っており、保健体育教員を志す人は多く、部活動に関わりたい教員も一定数いるのではないかと捉えております。文部科学省では、小学校の体育専科教員が中学校の部活動指導員を兼務するモデル事業に向けて令和8年度の概算要求をしており、小学校の教員が中学校で指導するという方法も人材確保として有効なのではないかと思います。私も、学生時代、少し怖くて厳しい先生ではありましたが、愛情と情熱を持って、技術はもちろん、競技を通して人間形成を教えていただいた思い出もあります。また、こうした学校の部活動がこれまでの日本のスポーツを支えていたのではないかというふうに思っております。
そこで、お聞きします。
三原市では、指導者の人材確保について、教員が指導者となることは可能なのでしょうか。小学校の体育専門教員が指導員として参加することは可能なのでしょうか、お伺いします。
4点目、三原市では、運動部活動の地域展開に関わる推進協議会が設置されましたが、現場を預かっているスポーツ活動をしている個人や団体へはいつ頃どのような形で周知をされる予定でしょうか。また、保護者や市民の方への周知についても併せてお伺いします。
以上4点、よろしくお願いいたします。
○正田洋一議長 石原教育部長。
◎石原洋教育部長 御質問1点目、中学校の部活動の現状と今後の取組についてお答えします。
スポーツ庁は、令和8年度から10年度までに、全ての自治体で休日の部活動の地域展開を始めるよう示しました。本市では、令和7年6月に策定した基本方針で、公立中学において休日の運動部活動は令和8年度末で廃止、平日は令和11年度から13年度の期間内での廃止を検討し、部活動を地域展開することを目指すこととしております。具体的な取組として、平成31年度から国の補助金を活用して部活動指導員を配置し、市内3中学校で7名が指導しています。さらに、令和4年度からは地域人材や兼職兼業する教員が休日に指導する制度を導入し、今年度は陸上、卓球、バスケットボール、サッカー、バレーボールの5種目で延べ59人の三原市立中学校の生徒が参加しております。令和8年度はさらに種目数を拡充し、関係団体と連携して体制整備を進める方針です。
2点目の活動場所及び機材備品等についてお答えします。
学校施設は、現在も学校開放事業を実施し、市民へ広く開放しており、地域スポーツクラブ活動においても同様の仕組みで貸し出すことが可能であり、現在も4種目で学校施設を使用しております。また、学校にあるゴールや卓球台等の備品についても貸し出しております。文化部については、令和7年度中に地域展開に係る検討会議を立ち上げ、活動場所や備品利用について検討を始める予定です。
3点目の指導者等の人材確保についてお答えします。
働き方改革の観点で制限はあるものの、これまで部活動を指導してきた中学校教員が引き続き指導したり、指導に意欲を持つ小学校教員が指導したりすることも可能としております。なお、指導をする人材については、体育協会加盟団体から推薦を受けた地域人材と兼職兼業許可を受けた教員に指導を依頼しているところです。今後も様々な工夫を行い、生徒や保護者が安心して活動できる環境を整備してまいります。
4点目の部活動の地域展開に係る周知についてお答えします。
本市の方針については、令和7年6月19日付で学校に周知したところです。さらに、ホームページへ掲載するとともに、市内小・中学校児童・生徒の保護者への連絡システムすぐーるで配信し、周知したところです。また、令和7年6月に行われた三原市体育協会評議委員会等の会議において、関係団体にも説明し、協力を依頼しております。
今後も、子どもたちの実態とニーズに応じたよりよい部活動の地域展開となるよう、学校や関係団体と連携するとともに、保護者へも適切に情報提供し、取組を進めてまいります。
○正田洋一議長 3番松野議員。
◆松野諭議員 御答弁いただきありがとうございました。
いずれの答弁においても、地域スポーツクラブ活動を拡充していく計画であると回答をいただきました。まだまだ模索の段階だとは思いますけど、他都市の事例も参考にしながら進めていただきたいというふうに思っております。子どもたちが自分に合った場所で好きな競技を今までどおり安心してできるように、また保護者の皆さんの負担を少しでも軽減し、安心してお任せできるように、教育委員会として取組を進めていただきたいと思います。そして、外部指導員と学校の先生も一緒になって、いい方向に進むように希望しております。私も経験者の一人として、ぜひその会議に参加させていただきたいというふうに思っております。中学校の部活動は市民の皆さんも大変関心のあることだと思いますので、しっかり周知していただくことをお願いして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○正田洋一議長 松野議員の質問を終わります。
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