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6月12日(木) 一般質問
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内容
資料
令和7年第4回定例会
6月12日(木) 一般質問
創生みはら
岡田 直己 議員
1 各種選挙の投票率向上に向けた取組について
(1) 親子でいっしょに選挙に行こう!模擬投票の取組結果について
(2) 若年層の投票率向上に向けた取組について
(3) 投票所の環境整備について
6番岡田議員。
〔岡田直己議員質問席に移動〕
◆岡田直己議員 創生みはらの岡田直己です。
議長より発言の許可をいただきましたので、通告しております内容について質問させていただきます。内容は、各種選挙の投票率向上に向けた取組についてであります。
本件につきましては、以前から問題提起をさせていただいておりますが、各種選挙の投票率は、近年、若年層を中心とした政治への関心が薄れたことによる政治離れ、また身体が不自由などの理由により投票所まで行くことが困難であることなどから、全国的に減少傾向にあり、本市においても同様の傾向となっております。
投票率につきましては、各種選挙の関心度によって変化はありますが、4月に施行されました市議会議員選挙では、期日前投票所の投票率は19.11%と、前回の市議選と比較すると2.7%上昇しております。しかしながら、全体的な投票率は46.22%と、前回4年前の選挙と比較すると、投票率は4.17%減少する結果となり、2005年の合併以降、最も低い結果となりました。そして、この投票率が減少傾向にあることについて、市民の方々からも危惧する声を多くいただいており、これから本市として投票率向上に向けてさらなる取組や環境整備に尽力する必要があると考えております。
そこで、本市における各種選挙の投票率向上に向けた取組について、3点お伺いいたします。
1点目は、親子でいっしょに選挙に行こう!模擬投票の取組結果についてお伺いいたします。
以前、若年層の投票率向上に向けた取組において、市役所本庁舎とイオン三原店の2か所の期日前投票所にイメージキャラクター・選挙のめいすいくんの顔出しパネルを設置し、市民の方々から好評な意見をいただいたことから、さらなる取組として、模擬投票所を設置して親子や友人同士で投票できる体験イベントを実施してはどうかと伺ったところ、模擬投票などの体験イベントは有効なものと感じており、来年4月には市民の関心が高い市議会議員一般選挙が執行されますので、工夫をしながら取り組んでまいりますと答弁をいただきました。そして、このたび4月に執行されました三原市議会議員選挙におきまして、前回と同様、市役所本庁舎とイオン三原店の2か所で選挙権がない方を対象とした模擬投票イベントが実施をされました。後日、この模擬投票イベントに参加した市民の方々から、とてもいい取組でしたよと、子どもも楽しんで投票の体験ができましたなど、好評な意見をいただいております。改めて、その実施内容と評価や課題などの取組結果についてお伺いいたします。
2点目は、若年層の投票率向上に向けた取組についてお伺いいたします。
平成27年、2015年6月に、公職選挙法の一部改正により、18歳以上20歳未満の方が選挙に参加できるようになりましたが、総務省のデータによりますと、2022年に執行されました参議院議員通常選挙におきまして、30代以降の投票率が44%から65%、これに対しまして18歳から19歳と20代、この投票率が30%程度と非常に低い結果となっております。
本市におきましては、これまでも様々な取組を実施し、その中で高等学校では模擬投票を通じて投票の仕方のほか、卒業後に転出した場合に生じる不在者投票制度を加えた内容で出前講座を実施するなどの取組を実施しておりますが、投票結果を鑑みても大きな効果が得られていないと感じております。選挙に行かない理由は様々であると思いますが、まずは自らが選挙に関わり、その必要性を発信してもらうことが重要であると考えております。そして、近年では、若い世代に選挙や政治への関心を高めてもらう取組として、期日前投票所において、18歳になり選挙権を得た高校生による立会人を起用するなど、工夫している自治体も増えてきております。
そこで、御提案ですが、本市としても若年層の投票率向上に向けて、高校生による立会人の起用など、選挙を身近に感じてもらう取組を実施してみてはいかがでしょうか、お伺いいたします。
3点目は、投票所の環境整備についてお伺いいたします。
本年7月には、任期満了に伴う参議院議員選挙が執行予定となっております。期日前投票所においては、本庁や各支所、商業施設など空調設備が整っているところで開設されておりますが、当日投票所は、学校の体育館など空調設備が整っていない場所での開設がほとんどであったことから、昨年9月の一般質問にて、今後の暑い時期に執行される選挙の熱中症対策について伺いましたところ、これまでの選挙を踏まえて、スポットクーラーの配置台数の見直しや空調設備のある他の教室、地元集会所、隣接幼稚園などへの場所の変更に加え、期日前投票所の利用や、選挙当日に行かれる場合でも、熱中症予防の注意喚起と併せ朝晩の涼しい時間帯での投票を促すなど、よりよい対策を講じられるよう検討をしてまいりますと答弁がありました。この7月執行予定の参議院議員選挙においては、どのような対策を実施する予定でしょうか、お伺いいたします。
以上、3点の御回答をよろしくお願いいたします。
○正田洋一議長 國廣選挙管理委員会事務局長。
◎國廣和之選挙管理委員会事務局長 御質問にお答えします。
まず、御質問1点目について。
本取組は、幼児・児童向けの主権者教育の一環として実施し、選挙啓発キャラクター・選挙のめいすいくんと本市キャラクター・やっさだるマンを候補者に見立て、どちらが選挙PRキャラクターリーダーにふさわしいかを選ぶ模擬選挙を行いました。平成28年の公職選挙法改正により、保護者同伴の子どもも投票所に入場することが可能になりましたが、実際は何もできず、見ているだけという状況でした。そこで、子どもたちにも何か体験をとの思いから、本取組を企画、実施いたしました。模擬投票の投票総数は286票で、参加した子どもにはオリジナル缶バッジをプレゼントしました。
評価につきましては、予想以上に反響があり、多くの方々に好意的に受け止められたと思っています。選挙、投票への関心を高める手段として体験することは有効であり、缶バッジも記憶に残るアイテムとして効果を高めたと感じています。
一方、課題につきましては、こうした幼児・児童向きの取組は、将来有権者となったときに関心を持ってもらうためのもので、即投票率に現れない点です。しかし、こういった地道な取組は必要であり、今後の課題として、こうした取組を継続し、どう広げ、どう他の取組と連携していくかと認識しております。
御質問2点目にお答えします。
御提案のような取組につきましては、昨年10月の衆議院議員総選挙に関わる報道記事等を通じて把握しており、現在研究を開始したところです。主権者教育の観点から、選挙や政治に関心を持ってもらう手段として体験すること、参加、関わることが有効であることは先ほど申し上げたとおりです。しかし、次のような課題があると認識しています。
まず公職選挙法上の規定です。
投票立会人の要件として選挙権を有する者とあり、選挙期日において18歳の年齢要件を満たす高校生が限られ、参加できる選挙も限られます。また、生徒も投票経験がない中、投票立会人になりますので、不安を感じることが考えられ、解消するための事前講習などが必要になる点です。
次に、学校及び保護者との調整です。
投票立会人は報酬が発生するため、校則への抵触等の確認が必要です。平日の立会いは授業への影響が懸念され、土日の立会いに限られます。また、保護者には移動手段や午後8時までの立会いから送迎などの協力と理解が必要となります。今後は、市内の高等学校への聞き取り調査等を行い、引き続き研究してまいります。
御質問3点目にお答えします。
4月の市議会議員一般選挙では、屋内運動場または柔剣道場を使用した投票所は12か所でした。7月の参議院議員通常選挙に向けては、3か所、空調設備のある他の教室や地元集会所への投票所の変更を予定しています。残る9か所は、スポットクーラー及び工場用扇風機を1セットから2セットへ数を増やす予定です。これらスポットクーラー等は、主に投票管理者及び投票立会人への対策となりますが、従事する職員には卓上扇風機を配置する予定です。
また、空調設備の有無にかかわらず、市内70か所全ての投票者に冷却スプレー、冷却タオル等の熱中症予防用の消耗品の配付や、保健師と連携し、その助言、指導を従事する職員に周知するなどの対策を講じてまいります。
有権者には、啓発チラシや市ホームページ等を通じ、涼しい時間帯での投票や早めの投票、期日前投票所の利用を促してまいります。
○正田洋一議長 6番岡田議員。
◆岡田直己議員 それぞれ答弁をいただきました。
まず、模擬投票の結果につきましては、予想以上に反響があり、多くの方々に好意的に受け止めていただいたと評価している一方で、課題として、こうした取組を継続し、どう広げ、どう他の取組と連携していくかと認識しているとのことでした。引き続き、継続した取組ができるように研究を進めていただくようお願いいたします。
次に、高校生による立会人の起用については、報道記事等を通じて把握しているものの、本市では研究を始めたばかりで、まだ課題が多くあることを理解いたしました。そして、これから市内高等学校への聞き取り調査等を実施しながら研究を進めていくということで、よろしくお願いいたします。
最後に、投票所の熱中症対策ですが、前回と比較して様々な対策を講じていることを理解いたしました。あと、熱中症は初期症状に気づきにくいといった点もあります。有権者の方には涼しい時間帯での投票や早めの投票、特に期日前投票所の積極的な利用を促していくということでありますけども、投票管理者及び投票立会人の方にも小まめな水分や塩分補給をしながら従事していただくよう、声かけのほうをよろしくお願いいたします。
それでは、1点再質問をいたします。
内容は、今回模擬投票イベントと高校生の立会人起用に関連してですが、若年層の投票率に向けた取組の中で、これまで取組対象が、今回の模擬投票イベントは幼児から小学生、出前講座などは高校生になっていると理解しております。そのほかに中学生を対象とした取組、こういったものが必要なのではないかと考えておりますが、選挙管理委員会としてどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
○正田洋一議長 國廣選挙管理委員会事務局長。
◎國廣和之選挙管理委員会事務局長 再質問にお答えします。
現在、中学校では、学習指導要領に基づき、生徒の発達段階を踏まえた指導が社会科や公民科を中心に行われているものと承知しています。本市選挙管理委員会でも、中学校には18歳選挙権の導入以降は毎年度数件の選挙備品の貸出しを行っています。中学生を対象とした取組については、今回の模擬投票において体験、参加といった視点が有効であることから、こうした視点を取り入れ、検討してまいります。
○正田洋一議長 6番岡田議員。
◆岡田直己議員 再質問の答弁をいただきました。
中学生を対象とした取組について今後検討していくということで、ぜひよろしくお願いいたします。
最後に、冒頭にも申しましたが、投票率が減少傾向にあることについて、市民の方々から本当に危惧する声を多くいただいております。私も議員として政治に関心を持ってもらえるような活動に尽力してまいりますが、本市としても投票環境の整備や各種取組に尽力していただきますようお願い申し上げ、私の質問を終わります。
○正田洋一議長 岡田議員の質問を終わります。
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