録画中継

令和7年第2回定例会
3月11日(火) 閉会
開議
 日程第1 予算特別委員会付託案件
 日程第2 総務財務委員会付託案件
 日程第3 副市長の選任につき同意を求めることについてなど
 日程第4 三原市監査委員の選任につき同意を求めることについてなど
 日程第5 三原市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
 日程第6 三原市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて
休憩・再開
 日程第7 人権擁護委員の候補者に関する諮問についてなど
 日程第8 三原市議会議員の請負の状況の公表に関する条例制定についてなど
 日程第9 三原市議会会議規則の一部改正についてなど
 日程第10 本郷産業廃棄物最終処分場の管理体制の強化等を求める意見書の提出について
閉会
      午後2時16分開議
○岡本純祥議長 出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
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○岡本純祥議長 日程に先立ち、去る平成23年3月11日に発生した東日本大震災により犠牲となられた方々に対し哀悼の意を表すべく、黙祷をささげたいと思います。
◎森田美葉事務局長 御起立をお願いいたします。
 黙祷。
      〔黙  祷〕
◎森田美葉事務局長 黙祷を終わります。着席してください。
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○岡本純祥議長 本日の議事日程は、お手元へ配付のとおりであります。
 これより日程に入ります。
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○岡本純祥議長 日程第1 議第2号令和7年度三原市一般会計予算外28件を議題といたします。
 予算特別委員長の報告を求めます。12番萩議員。
      〔萩 由美子議員登壇〕
◆萩由美子議員 ただいま議題となりました各案件につきまして、予算特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本委員会は、2月27日の本会議において24名の委員をもって設置され、同日招集の委員会で正副委員長の互選を行いました。その結果、委員長に私萩が、副委員長に中迫勇三委員が選出されました。
 付託議案の審査は、3月3日から6日までの4日間委員会を開会し、市長をはじめ関係理事者の出席を求めて、議第2号令和7年度三原市一般会計予算など18会計予算及び関連議案11件について慎重な審査を行いました。
 本市の令和7年度予算は、新たな長期総合計画基本構想において描いた“めざすべきまちの姿”の実現に向け、まちの元気・活性化と全ての市民にやさしいまちという2つの柱を強化することに加え、それらをつなぐ連携と協調、そして基盤となるデジタル化、ゼロカーボンシティ及び公共施設マネジメントにも引き続き取り組み、本市の将来の成長や発展につながるよう編成されたものです。
 令和7年度一般会計予算額は544億6,800万円で、昨年度と比較して24億1,600万円、4.6%の増、予算規模としては過去最大の予算となっております。このほか、特別会計は16会計で約233億9,320万円、企業会計は1会計で約66億7,642万円の予算額となっております。
 以下、本委員会において出されました質疑の内容を要約して申し上げます。
 まず、一般会計予算歳出のうち、職員給与費の会計年度任用職員に関し、委員から、会計年度任用職員の再度の任用の上限回数について、国においては上限が撤廃されているが、本市は4回までとしていることについてただされたところ、理事者から、国の会計年度任用職員に当たる非常勤職員の期間業務職員は、人材の流出や安定的な執行体制を維持するため、再度の任用回数の上限が撤廃された。本市においても、安定的な行政運営の維持や人材確保のため、上限の見直しを検討していきたいとの答弁がありました。
 次に、総務費の生活交通バス路線運行事業に関し、委員から、バス路線徳良線の廃止に伴い、代替交通としてコミュニティバスを運行するとのことだが、市民への周知の状況についてただされたところ、理事者から、住民組織代表者への周知を始めたところであり、今後はバス内への掲示や本市の広報媒体等を活用して、さらなる周知を図っていきたいとの答弁がありました。
 さらに、委員から、コミュニティバスの200円という料金設定について、須波地区で実証運行を行っている乗合タクシーの300円より安く設定している理由をただされたところ、理事者から、実証運行している乗合タクシーは、予約を受けて自宅等の目的地まで運行するデマンド型区域運行である。一方、コミュニティバスは、決められた路線を時間どおりに運行する路線定期運行であり、サービスや運行形態の違いにより料金の差を設けているとの答弁がありました。
 次に、民生費の地域共生社会推進事業に関し、委員から、終活安心サポート事業は新規事業であり、市民向けの終活の啓発やエンディングノートの活用を促進するほか、終活関連情報の登録制度を創設するとのことだが、対象者や啓発の方法、また相談窓口や関係機関との連携についてただされたところ、理事者から、65歳以上の独り暮らしの方を対象としているが、必要に応じて対象者以外の登録も受け付ける予定である。専門の講師による研修会の開催やリーフレットを作成するなど広く周知を図っていく。また、相談窓口としては、地域包括支援センターのほか、社会福祉協議会に設置している権利擁護連携支援センターとも連携して対応していく予定である。また、関係機関との連携については、身寄りのない方が事前に終活関連情報を登録することで、緊急搬送された場合など、その後の警察や消防署からの照会に円滑に対応することが可能となるが、今後は民間事業者のサービス等も含め、より多くの関係者による支え合いの仕組みを検討していきたいとの答弁がありました。
 次に、衛生費の脱炭素社会推進事業に関し、委員から、脱炭素社会推進事業費補助は、補助対象システム等を設置する市民及び事業者に対し、一部費用を補助するものであるが、周知方法や手続についてただされたところ、理事者から、本事業については、ホームページや広報紙への掲載、LINE等のSNSを活用した周知に加え、事業者向けのオンラインセミナーを開催するなど周知啓発に努めている。手続については、補助金であるため、設置前の申請と設置後の実績報告の2段階の手続が必要であるが、手続の複雑な点については窓口等で丁寧に説明をしているとの答弁がありました。
 また、委員から、脱炭素事業の財源として申請された国の重点対策加速化事業交付金の受給の見通しと今後のゼロカーボンに向けた取組についてただされたところ、理事者から、今年度は採択には至らなかった。来年度に向けては、さらに採択数の半減、また令和12年までに公共施設で調達する電力を100%再生可能エネルギー由来の電力にすることが必須要件にされるなど、採択要件が一層厳しくなっており、現在申請が可能であるかどうか慎重に判断しているところである。また、ほかにも活用できる国、県の補助事業もあるため、事業者との連携や市民への周知を図り、それらの補助金を活用しながら、ゼロカーボンに向けた取組を推進していくとの答弁がありました。
 次に、商工費の工業団地施設維持管理事業に関し、委員から、大和及び久井工業団地の水道使用料補助については、専用水道の水源を地下水から上水道に転換した際の差額補填のため5年間実施しているものと理解しているが、今後も継続していくのかとただされたところ、理事者から、大和及び久井工業団地ともに予定していた5年間の水道料金の差額補填は既に終了しているが、当該工業団地の企業については、井戸水を水源として利用することを前提に誘致に至ったという経緯もあることから、現在は新たな制度により各工業団地に対して補助を実施しており、今後も継続して支援していく考えであるとの答弁がありました。
 次に、土木費の交通安全施設整備事業の通学路安全対策事業に関し、委員から、本郷西小学校前の道路にいわゆる物理的デバイスを設置することとした経緯と目的についてただされたところ、理事者から、当該路線については、児童が通学する際に危険であるとの要望から、これまでにもガードレールや路面標示による対策を行ってきたところであるが、物理的デバイスを設置し、通過する車両の速度を抑制することにより、さらなる安全性向上の効果が得られるかを検証するため、試験的に設置するものであるとの答弁がありました。
 次に、教育費の学ぶ力養成事業のうち、デジタル採点システムの導入に関し、委員から、市内全小・中学校に導入予定の採点システムについて、採点作業のうちデジタル化される具体的な事務についてただされたところ、理事者から、採点システムは、一般的には児童・生徒の答案用紙をスキャニングし、データを取り込むと、システムが自動的に採点を行うものであるが、記述式の答えには対応していない。しかし、事業者によってある程度の違いは想定されるが、記述式の答えについても集約して表示することは可能であり、システムの導入により採点ミスの防止や採点時間の短縮等の効果があるものと考えているとの答弁がありました。
 次に、介護保険特別会計予算歳出のうち、地域支援事業における介護予防・生活支援サービス事業に関し、委員から、新規で行う移動支援サービスの補助内容についてただされたところ、理事者から、この事業は介護予防・日常生活支援総合事業のメニューにある訪問型サービスDという移動支援事業であり、移動中の事故等の保険料も補助対象経費とし、サービスの利用料を事業者が設定するものである。令和7年度については、現在本郷地区の介護事業所がボランティアで行っているサロンへの送迎を想定して予算計上したものであるが、国のガイドラインでは、対象に買物や通院の支援も含めるため、地域や事業者への意向調査を基に、移動支援等の実施について働きかけていきたいとの答弁がありました。
 本委員会に付託された令和7年度各会計予算及び関連議案に対する質疑を終結した後、委員から提出のあった議第2号令和7年度三原市一般会計予算及び議第8号令和7年度三原市国民健康保険(事業勘定)特別会計予算の修正案について、提出委員から説明を受けました提案の趣旨を要約して申し上げます。
 当該修正案は、物価高騰等で苦しむ市民の負担を軽減するため、国民健康保険税の値上げを中止することを目的に、財政調整基金から1億4,000万円を取り崩し、国民健康保険税の減額分の財源とするというものでありました。
 修正案の提案説明を終え、質疑に入りましたが、質疑はなく、全ての質疑を終結し、討論に入りました。
 まず、議第2号及び議第8号の修正案について、賛成の立場から、提案趣旨のとおり国民健康保険税の増額をすべきではないため、賛成するとの意見表明がありました。
 次に、議第2号と議第8号の原案及び議第29号について、反対の立場から、一般会計予算は市民の声が反映されたものではないと感じている。市民の中には高齢者支援に対する不満など市政に対する厳しい声もあり、市民生活に寄り添った予算になっていないこと、また国民健康保険税は、市民の生活が困窮する中で増額すべきではないことなどを理由に反対するとの意見表明がありました。
 続いて、付託された全ての議案について賛成の立場から、新年度予算は、まちの元気・活性化と全ての市民にやさしいまちという2つの柱で、地域経済の活性化と市民福祉の向上を目指している。具体的には、新たな産業団地の確保、有害鳥獣対策の強化、やまみ運動公園の改修などが盛り込まれ、また防災・減災対策の強化、犯罪防止のための補助制度の新設、高齢者向けのワクチン助成など、市民の安全・安心を確保するための施策も充実している。また、国民健康保険(事業勘定)特別会計では、国民健康保険財政調整基金を活用することで保険税率の上昇を抑える対策が講じられており、市民の負担軽減に配慮した予算編成となっている。これらの施策は、積極的でバランスの取れた予算であり、評価に値するものであり、賛成するとの意見表明がありました。
 全ての討論を終え、採決に入りました。
 まず、議第2号及び議第8号に対する修正案について、起立採決の結果、賛成少数をもって否決されました。
 次に、議第2号の原案及び議第8号の原案について、分離して起立採決した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議第29号について、起立採決した結果、賛成多数をもって、また残余の26件については、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
○岡本純祥議長 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 まず、議第2号、議第8号、議第29号、以上3件に対し寺田議員から討論の通告がありますので、これを許可いたします。24番寺田議員。
      〔寺田元子議員登壇〕
◆寺田元子議員 三原市議会日本共産党の寺田元子です。
 まず、議題に対する態度です。
 議第2号三原市一般会計予算、議第8号国民健康保険(事業勘定)特別会計予算、議第29号国民健康保険税条例の一部改正について反対をいたします。
 まず、一般会計についてです。
 失われた30年により実質賃金の低下や、上がらない年金水準や社会保障の削減などによる可処分所得の低迷、経済的格差の拡大を背景に、貧困や暮らしの困難が拡大している上、これまで類を見ない物価高騰に市民の暮らしは悲鳴を上げています。暮らしを守るには極めて不十分な国の政治の下、市民に最も身近な地方自治体として住民の福祉の増進が第一の市政運営を進めるのが本来の役割ですが、その役割を果たしているとは言えない予算です。今後、大型事業として進める円一エリアの再編に、事業費を含めて市民の合意が得られているとは言えません。松浜2工区の埋立開発事業や三原港の再編についても、にぎわいや活性化、イコール、コンクリートによる大型事業の推進とする考えは、前市長時代から何ら見直されておりません。新年度の普通建設事業費は総額で90億円となり、それがもとで今後も建設地方債を押し上げ、繰上償還に躍起になり、市民の暮らし、福祉にしわ寄せがいくことになり、新年度においても一層その傾向は強くなっていくと見ています。そうした市政を市民は願っておりません。箱物大型事業から脱却し、日々の安心・安全なまちづくり、公共料金はできるだけ安く、セーフティーネットの行き届いた温かい市政を願っています。新年度一般会計予算は総じてそうなっていないことから、反対するものです。
 次に、国民健康保険についてです。
 昨年度に続き、今年度も約1割の負担増です。1人当たり9,234円、世帯当たり1万3,305円もの負担を増やしたら、市民生活は破綻します。私は、予算特別委員会に市の財政調整基金から1億4,000万円の繰入れを実施し、税率を据え置くという修正案を提案したところです。特別会計や企業会計には市独自の繰入れはしないとする市長の方針では、市民の暮らしは守れません。
 以上、私は、今後も住民の福祉の増進を実現する立場で奮闘することを表明し、市予算案に反対する討論といたします。
○岡本純祥議長 次に、議第2号から議第30号までの29件に対し高原議員から討論の通告がありますので、発言を許可いたします。7番高原議員。
      〔高原伸一議員登壇〕
◆高原伸一議員 先ほど予算特別委員長から令和7年度三原市一般会計予算外28件の議案について、予算特別委員会における審査の経過及びその結果についての報告が行われました。私は、これらの議案について賛成の立場で討論を行います。
 国においては、賃金上昇が物価上昇を安定的に上回る経済の実現、賃上げと投資が牽引する成長型経済への移行を目指し、国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策を策定され、地方こそが成長の主役とし、ICTを活用しながら新たな地方創生施策、地方創生2.0を展開するなど、関連予算の拡充を打ち出しています。
 本市の当初予算は、まちの元気・活性化と全ての市民にやさしいまちの2つの柱と、それらをつなぐ連携と協調、そして基盤となるデジタル化の推進、ゼロカーボンシティの推進、公共施設マネジメントの推進の3つの取組を引き続き進めるとされております。
 まず、まちの元気・活性化では、産業・経済、中山間・農業、インフラ・まちづくり・環境の3つの重点分野を掲げ、新たな産業団地の確保に向け、企業の立地意向を調査するとともに、令和2年度に産業用地の適地として選定したエリアについて、産業団地整備の事業化の検討に取り組まれます。また、有害鳥獣対策では、現行の捕獲班制度から捕獲活動に限定せず、被害相談、環境改善などの指導を行う鳥獣対策実施隊制度へ再構築されます。さらに、やまみ運動公園の多目的広場をより快適で機能的にするため、人工芝やナイター設備等の整備に着手されます。
 次に、全ての市民にやさしいまちでは、防災・減災・安全安心、健康・医療・福祉、高齢者・障害者、子育て・教育の4つの重点分野を掲げ、三原市版国土強靱化の取組をさらに推進し、災害に強いまちづくりを進めるため、浸水対策への投資を拡充されます。また、凶悪な侵入犯罪から市民を守るため、犯罪の起こりにくい環境づくりに向け、家庭用防犯カメラ等の設置に対する補助制度を新設し、安全・安心な地域づくりを進められます。さらに、高齢者の発症、重症化リスクが高い帯状疱疹について、ワクチンの定期接種の開始に合わせ、令和7年度に限り定期接種の対象年齢よりも早期に接種を希望する高齢者に対する本市独自の助成制度を設けられます。これ以外にも、デジタル化の推進では、ラジコン草刈り機の購入を補助するスマート農業支援事業、ゼロカーボンシティの推進では、市民や事業者向けの太陽光発電設備や蓄電池の設置費を補助する脱炭素社会推進事業に引き続き取り組むとともに、公共施設マネジメントの推進では、旧久井支所の建物解体後の跡地活用に民間提案を募集するなど、積極姿勢でバランスの取れた予算と評価いたします。
 一般会計に続いて特別会計では、国民健康保険(事業勘定)特別会計予算において、国民健康保険財政調整基金を活用して、現行の保険税率と県が示す標準保険税率の差の2分の1を標準保険税率から引き下げる調整を行い、保険税上昇の課題に対し影響を抑えた予算としており、評価に値するものと考えます。
 国内外の様々な変化の中で、本市は間もなく市制施行20周年を迎えます。岡田市長2期目の最初の予算編成は、厳しい物価高騰や頻発する自然災害などに対応するため、また目前の課題だけでなく将来の姿を見据えるとともに、突発的な課題に対し常に前進するため、これまでの常識にとらわれず、新たな考えや新たな方向に踏み出していこうとする姿勢の表れであると捉えております。
 以上のことから、本議会へ提出された令和7年度三原市一般会計予算外28件の議案について賛成するものであります。議員各位の御賛同をいただきますようよろしくお願いいたします。
○岡本純祥議長 次に、議第2号に対し角広議員から討論の通告がありますので、発言を許可いたします。4番角広議員。
      〔角広 寛議員登壇〕
◆角広寛議員 それでは、討論をさせていただきます。
 議第2号令和7年度三原市一般会計予算に反対の討論を行います。
 この予算案には、市民の多くが納得できない多額の無駄遣い、市民を守るべき行政が市民の健康を損なうおそれのある施策、市民の生存権を守る施策の欠如があり、到底賛成できるものではないことを改めて明らかにさせていただきます。
 まずは、本市運動公園多目的広場の芝生の人工芝化に3億円、これに向けた設計費用が計上されております。耐用年数10年未満、サッカー等に使えば、耐用年数はさらに短くなるそうです。けがが増える危険性、10年後の大量の廃棄物、固い地盤は温暖化防止にも逆行しています。今の芝生のまま散水設備の整備、芝刈り機の管理をすれば、すばらしい自然芝のコートを維持することはできるわけです。3億円は全くの無駄遣いだと私は考えます。
 円一エリアの整備では、駐車場の解体に1億円、大型遊具の整備で駐車需要の増えることが想定されるところですが、駐車台数の大幅な縮小となります。多くの市民が困ることになります。今の駐車場はまだまだ使えるものです。使えるものは使うべきだと私は考えます。また、一帯の舗装工事にも3億円が計画されています。これも無駄遣いです。温暖化防止のためにも、散水設備を備えた芝生及び夏場の噴水等を設置すべきだと考えます。
 3つ目、本市のリサイクル率、これは県内最低であります。ごみを減らすための黄色いごみ袋の製作費が6,000万円、これを大小2種類のシール式にして販売すれば、全く必要ないと私は考えます。全くの無駄遣いであるというふうに思っております。この6,000万円があれば、新聞、雑誌や雑紙などの古紙の資源ごみとしての行政回収費用、これをその古紙の販売利益と合計で十分に賄えるものであります。あわせて、新規焼却炉の建設に200億円が計画をされております。経費高騰で、5年後、実際に建設されるときには300億円になる可能性もあるわけです。ごみの乾燥設備、これを50億円で元の不燃物処理場付近に建設し、電源開発の発電燃料にすべきです。焼却灰の埋立費用も不要となります。浄化槽汚泥を含めた生ごみの堆肥施設、古紙の行政改修などでごみの減量化を図れば、さらに小さな乾燥設備で安く建設できると考えます。200億円を想定した予算執行には強く反対をするものです。
 4つ目、市民の健康を守るため、有機水銀の入ったインフルエンザワクチンを子どもに接種することは絶対にやめていただきたい。特に3歳までの子どもには、神経障害による自閉症リスクが指摘されています。幾ら少量であっても、水俣病の教訓は忘れてはいけないと私は考えます。安全に配慮した水銀フリーのワクチンが既に流通しているわけです。新型コロナワクチンの接種補助もやめていただきたい。ワクチンの接種後、本市でも15%近くの死者数が増えたことは、私の調査で御存じのはずだと思います。私と付き合いのあった本市の職員も、接種の翌日に亡くなっています。職員の皆さんも危険性を知っていらっしゃると思います。恐らくほとんどの職員の方、接種を今はされていないんではないでしょうか。家族にも勧めていないのではないでしょうか。それでも市民に対して接種を勧めるのは、私は人として間違っていると考えます。さらに、がん検診としてCT検査、マンモグラフィーが計画されております。しかし、これらは、大量被曝によるがんのリスクが高いとして、海外では治療でしか使用していないものです。極めて危険であると私は考え、反対をするものです。
 5つ目、公害防止のための検査費用、これに本郷産廃処分場から流出する放射性物質の検査費用が入っておりません。1年以上前から福島原発由来の廃棄物が検査もされずにひそかに埋め立てられてきました。こんなことをしているところは広島県以外にありません。雨によって放射性物質は濃縮され、基準を超える放射性の排水が流出、沼田川にも流入している危険性があるんです。なぜ検査しないのか。違法な埋立てを繰り返す業者の利益を優先し、市民の命を軽視した予算執行には断固反対するものであります。
 最後は、佐木島航路の運賃についてであります。
 県内で近くの離島に渡るのに700円も必要なところはありません。住民の強い要望にもかかわらず、来年度予算に運賃補助に必要な300万円が入っておりません。一方で、佐木島サイクリング道路の整備などには1億円をかけるというものです。言語道断。佐木島の人たちの要望に全く応えていない。とんでもない予算案です。
 三原市の予算の使い方は、私は間違っていると考えます。今反対し、その間違いを多くの市民に知っていただかなければ、その間違いは今後も繰り返されると私は考えます。三原市議会は、本当に市民の立場に立って機能しているのかが問われる採決です。ゆえに、令和7年度の三原市一般会計予算に反対をするものです。
 以上で私の討論を終わります。
○岡本純祥議長 以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 本日程は、分離して採決いたします。
 まず、議第2号令和7年度三原市一般会計予算を電子表決システムにより採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成多数であります。よって、議第2号は委員長の報告のとおり可決いたしました。
 次に、議第8号令和7年度三原市国民健康保険(事業勘定)特別会計予算を電子表決システムにより採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成多数であります。よって、議第8号は委員長の報告のとおり可決いたしました。
 次に、議第29号三原市国民健康保険税条例の一部改正についてを電子表決システムにより採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成多数であります。よって、議第29号は委員長の報告のとおり可決いたしました。
 次に、議第3号、議第4号、議第5号、議第6号、議第7号、議第9号、議第10号、議第11号、議第12号、議第13号、議第14号、議第15号、議第16号、議第17号、議第18号、議第19号、以上16件の令和7年度特別会計予算及び令和7年度三原市下水道事業会計予算を一括して電子表決システムにより採決いたします。
 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成全員であります。よって、各案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
 次に、議第20号、議第21号、議第22号、議第23号、議第24号、議第25号、議第26号、議第27号、議第28号、議第30号、以上10件を一括して電子表決システムにより採決いたします。
 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成全員であります。よって、各案は委員長の報告のとおり可決いたしました。
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○岡本純祥議長 日程第2 議第57号呉線三原・須波間和田49号線1号橋梁外1補修工事委託契約の変更についてを議題といたします。
 総務財務委員長の報告を求めます。7番高原議員。
      〔高原伸一議員登壇〕
◆高原伸一議員 ただいま議題となりました議第57号呉線三原・須波間和田49号線1号橋梁外1補修工事委託契約の変更についての議案の審査につきまして、総務財務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本委員会は、去る3月6日に開会し、付託議案の審査を行いました。
 議第57号は、呉線三原・須波間和田49号線1号橋梁外1補修工事委託契約の契約金額を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。
 それでは、質疑の過程において出されました主な内容を申し上げます。
 委員から、契約金額の変更は2回目となるが、変更に至った経緯についてただされたところ、理事者から、相手方と全体の事業費やスケジュールなどを決めた基本協定に加え、年度協定と呼ばれる具体的な契約金額や事業内容を定めた協定を年度ごとに締結している。今回、その年度協定に基づいた令和6年度の事業が全て終了したことにより、確定した工事金額が年度協定締結時の契約金額と比べて減額となったため、変更に至ったものであるとの答弁がありました。
 質疑を終え、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、全員一致、提案内容を了とし、各案は原案どおり可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
○岡本純祥議長 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
 議第57号を電子表決システムにより採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成全員であります。よって、議第57号は委員長の報告のとおり可決いたしました。
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○岡本純祥議長 日程第3 同第1号副市長の選任につき同意を求めることについて外1件を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。岡田市長。
      〔岡田吉弘市長登壇〕
◎岡田吉弘市長 ただいま上程になりました同第1号及び同第6号の副市長の選任につき同意を求める案件について御説明を申し上げます。
 副市長につきましては、地方自治法第162条の規定により、市長が議会の同意を得て選任することとされております。
 令和3年4月1日に選任しました新地弘幸副市長は、令和7年3月31日をもって任期満了となります。また、昨年9月以降、新地副市長の1人体制で行政運営をしてまいりましたが、諸課題へ迅速に対処するため、本年4月1日付で2人体制に戻したいと考えております。
 つきましては、副市長として、三原市宮浦三丁目 新地弘幸、広島市南区元宇品町 川野真澄を選任したいと存じます。
 なお、任期につきましては、令和7年4月1日から令和11年3月31日までの4年間といたしたいと存じます。
 新地弘幸氏は、昭和63年に市役所に採用され、平成19年情報政策課情報政策係長、平成23年財政課課長補佐兼財政係長、平成24年契約課長、平成26年財政課長、平成29年財務部次長兼財政課長、平成30年財務部長、令和2年保健福祉部長を歴任され、令和3年4月から副市長として御尽力いただいております。
 川野真澄氏は、平成5年に広島県に採用され、平成23年4月から土木局土木総務課主査、平成24年総務局経営企画チーム主査、その後、同チームの主幹、参事、政策監を経て、令和2年商工労働局総括官、令和5年から商工労働局イノベーション環境整備担当部長を歴任されています。
 以上、各氏の経歴が示しますように、人格、識見ともに副市長として適任であります。何とぞ選任につきまして御同意くださいますようお願いを申し上げます。よろしくお願いいたします。
○岡本純祥議長 お諮りいたします。各案は、自後の議事手続を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 これより採決に入ります。
 本日程は、分離して電子表決システムにより採決いたします。
 まず、同第1号についてお諮りいたします。副市長に新地弘幸氏を選任することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成多数であります。よって、同第1号は同意することに決しました。
 次に、同第6号についてお諮りいたします。副市長に川野真澄氏を選任することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成多数であります。よって、同第6号は同意することに決しました。
 ただいま副市長に選任同意いたしました新地氏、川野真澄氏から、この際、発言の申出がありますので、これを許可いたします。初めに、新地弘幸氏。
      〔新地弘幸氏登壇〕
◎新地弘幸氏 ただいま副市長選任の御同意をいただきました新地弘幸でございます。お許しをいただきましたので、謹んで御挨拶を申し上げます。
 令和3年4月1日、副市長に就任し、今月末をもちまして4年の任期を満了できますことは、ひとえに多くの方に支えていただいたおかげだと思っております。誠にありがとうございました。
 4年前の挨拶の中で目標としておりました財政基盤の安定を保つことにつきましては、財政調整基金残高や地方債残高の状況からも、一定程度の成果を出せたのではとは思っております。しかしながら、人件費の高騰や物価の高騰などにより、財政環境はより一層厳しくなっております。このような状況ではありますが、4月以降も岡田市長を支え、元気でやさしいまちの実現に向け、全力で取り組んでまいります。皆様には今後も格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。
 本日は、御同意いただきまして誠にありがとうございました。
○岡本純祥議長 次に、川野真澄氏。
      〔川野真澄氏登壇〕
◎川野真澄氏 ただいま副市長選任の御同意をいただきました川野真澄でございます。お許しをいただきましたので、謹んで御挨拶申し上げます。
 このたびの副市長選任の御同意は身に余る光栄であり、また身の引き締まる思いと責任の重大さを感じております。
 私は、平成5年4月から32年間、広島県職員として土木部門、都市部門、経営企画部門、地方創生部門、デジタル・産業振興部門に従事してまいりました。もとより微力ではございますが、これまで広島県職員として行政に携わってきた経験と知識を生かしていくとともに、選任いただきました市長の思い、そして御同意いただきました議会の皆様の思い、そういったものを重く受け止め、市長を補佐しまして、それから職員の方と力を合わせまして、三原市の発展のために全力を尽くしてまいります。どうか議員の皆様におかれましては格別の御指導とお力添えを心よりお願い申し上げまして、簡単ではございますが挨拶とさせていただきます。
 本日は、御同意いただきましてありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○岡本純祥議長 日程第4 同第2号三原市監査委員の選任につき同意を求めることについて外1件を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。岡田市長。
      〔岡田吉弘市長登壇〕
◎岡田吉弘市長 ただいま上程になりました同第2号及び同第3号の三原市監査委員の選任につき同意を求める案件について御説明を申し上げます。
 監査委員につきましては、地方自治法第196条の規定により、市長が議会の同意を得て選任することとされております。
 令和3年5月19日に選任しました出雲 智委員及び片島尚子委員は、令和7年5月18日をもって任期満了となります。つきましては、監査委員として引き続き、三原市宗郷四丁目 出雲 智氏、三原市皆実一丁目 片島尚子氏を選任いたしたいと存じます。
 なお、任期につきましては、令和7年5月19日から令和11年5月18日までの4年間といたしたいと存じます。
 出雲 智氏は、昭和50年3月に三原信用金庫に入庫され、その後、3店舗の支店長を経て、平成18年3月しまなみ信用金庫企画経理部長、平成19年3月総合企画部長、平成19年6月常勤理事、平成22年6月常務理事、平成23年6月からは理事長を務められ、平成30年6月に理事長を退任された後は相談役として御活躍されました。令和3年5月から代表監査委員として御尽力いただいております。
 片島尚子氏は、三原市内の税理士事務所の勤務を経て、平成10年2月税理士登録、平成15年9月社会保険労務士登録、平成16年8月に税理士事務所を開業され、現在に至っておられます。令和3年5月から監査委員として御尽力いただいております。
 以上、各氏の経歴が示しますように、豊富な識見と経験は監査委員として適任であります。何とぞ選任につきまして御同意くださいますようお願いを申し上げます。よろしくお願いいたします。
○岡本純祥議長 お諮りいたします。各案は、自後の議事手続を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 これより採決に入ります。
 本日程は、分離して電子表決システムにより採決いたします。
 まず、同第2号についてお諮りいたします。三原市監査委員に出雲 智氏を選任することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成多数であります。よって、同第2号は同意することに決しました。
 次に、同第3号についてお諮りいたします。三原市監査委員に片島尚子氏を選任することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成多数であります。よって、同第3号は同意することに決しました。
────────────────────────────────────────
○岡本純祥議長 日程第5 同第4号三原市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
 提出者の説明を求めます。岡田市長。
      〔岡田吉弘市長登壇〕
◎岡田吉弘市長 ただいま上程になりました同第4号の三原市教育委員会委員の任命につき同意を求める案件について御説明を申し上げます。
 教育委員会委員につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、市長が議会の同意を得て任命することとされております。
 令和3年5月20日に任命しました高橋正明委員が令和7年5月19日で任期満了になることに伴い、新たに1名の教育委員会委員の任命が必要となりました。つきましては、教育委員会委員として三原市沼田西町惣定 森谷 浩氏を任命したいと存じます。
 なお、任命期間につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第5条の規定により、令和7年5月20日から令和11年5月19日までの4年間といたしたいと存じます。
 森谷氏は、昭和53年3月に広島工業大学機械工学科を卒業された後、昭和54年4月に因島市立因北小学校に助教諭として着任されました。昭和55年4月から教諭として竹原市立竹原小学校、竹原市立東野小学校、広島大学附属三原小学校で教鞭を執られた後、平成12年4月からは広島県尾道教育事務所で指導主事を務められました。平成15年から竹原市立中通小学校教頭、平成17年4月から三原市内の小学校校長を歴任され、平成26年3月に退職されました。退職後は小学校で非常勤講師を務められるなど、教育活動に御尽力いただいております。
 以上、森谷氏の経歴が示しますように、豊富な識見と経験は教育委員会委員として適任であります。何とぞ任命につきまして御同意くださいますようお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。
○岡本純祥議長 お諮りいたします。本件は、自後の議事手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 これより本件を電子表決システムにより採決いたします。
 三原市教育委員会委員に森谷 浩氏を任命することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成多数であります。よって、同第4号は同意することに決しました。
────────────────────────────────────────
○岡本純祥議長 日程第6 同第5号三原市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
 提出者の説明を求めます。岡田市長。
      〔岡田吉弘市長登壇〕
◎岡田吉弘市長 ただいま上程になりました同第5号の三原市公平委員会委員の選任につき同意を求める案件について御説明を申し上げます。
 公平委員会委員につきましては、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、市長が議会の同意を得て選任することとされております。
 令和3年5月19日に選任しました西中 弘委員は、令和7年5月18日をもって任期満了となります。つきましては、公平委員会委員として、三原市小泉町 久保 明氏を選任いたしたいと存じます。
 なお、任期につきましては、令和7年5月19日から令和11年5月18日までの4年間といたしたいと存じます。
 久保氏は、昭和55年4月に三菱重工健康保険組合に入社された後、昭和59年7月に三菱重工業株式会社三原製作所に入社されました。平成18年に三菱重工労働組合三原支部執行委員、平成24年同支部書記長、平成28年同支部執行委員長を歴任され、平成28年10月から令和3年9月までは連合広島三原地域協議会議長として活躍されました。令和3年10月からは一般財団法人広島県勤労者福祉推進協会常務理事、令和4年6月から同協会理事長として御活躍されています。
 以上、久保氏の経歴が示しますように、豊富な識見と経験は委員として適任であります。何とぞ選任につきまして御同意くださいますようお願いを申し上げます。よろしくお願いいたします。
○岡本純祥議長 お諮りいたします。本件は、自後の議事手続を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 これより本件を電子表決システムにより採決いたします。
 三原市公平委員会委員に久保 明氏を選任することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成全員であります。よって、同第5号は同意することに決しました。
────────────────────────────────────────
○岡本純祥議長 暫時休憩いたします。
      午後3時23分休憩
      ────────
      午後3時27分開議
○岡本純祥議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
────────────────────────────────────────
○岡本純祥議長 日程第7 諮第1号人権擁護委員の候補者に関する諮問について外1件を議題といたします。
 事務局長をもって人権擁護委員の候補者の氏名を朗読させます。
…………………………………………………………………………………………………………
      〔森田事務局長朗読〕
諮第1号
      人権擁護委員の候補者に関する諮問について
 次の者を人権擁護委員の候補者として推薦することについて、市長から意見を求められたので議会に付議する。
 住  所 三原市糸崎四丁目
 氏  名 檜 山 志 富 美
諮第2号
 住  所 三原市久井町江木
 氏  名 木 村 宣 子
 令和7年3月11日
    三原市議会議長 岡 本 純 祥
…………………………………………………………………………………………………………
○岡本純祥議長 お諮りいたします。各案は、自後の議事手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 これより採決に入ります。
 本日程は、分離して電子表決システムにより採決いたします。
 まず、諮第1号についてお諮りいたします。人権擁護委員に檜山志富美氏を推薦することに異議なき旨決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成全員であります。よって、さよう決しました。
 次に、諮第2号についてお諮りいたします。人権擁護委員に木村宣子氏を推薦することに異議なき旨決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成全員であります。よって、さよう決しました。
────────────────────────────────────────
○岡本純祥議長 日程第8 発第1号三原市議会議員の請負の状況の公表に関する条例制定について外1件を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。議会運営委員長、13番児玉議員。
      〔児玉敬三議員登壇〕
◆児玉敬三議員 ただいま上程になりました発第1号三原市議会議員の請負の状況の公表に関する条例制定について及び発第2号三原市議会議員政治倫理条例の一部改正について、発議者を代表して提案理由の説明をいたします。
 地方自治法の改正により、議会の議員に関わる請負に関する規制の明確化及び緩和が図られ、各会計年度において支払いを受ける請負対価の総額が政令で定める300万円を超えない場合、議員個人による請負は規制の対象から除かれることとなったことを受け、三原市議会議員の請負の状況の公表に関する条例を新たに制定するとともに、関連をする三原市議会議員政治倫理条例の一部を改正するものであります。
 それではまず、新たに制定する三原市議会議員の請負の状況の公表に関する条例について、主な内容を御説明いたします。
 第1条では、三原市議会議員が三原市に対し請負をする者またはその支配人である場合における請負の状況を公表すること等により、請負の状況の透明性を確保し、議会運営の公正及び事務執行の適正を図ることを目的とするものであることを定めます。
 第2条では、前会計年度中に三原市と請負をした議員は、議長に対し請負の状況を報告しなければならないこと、また報告を訂正する必要があるときは、その内容を届け出なければならないことを定めます。
 第3条では、議長は請負状況の報告一覧を作成するとともに、公表しなければならないことを定めます。
 第4条では、第2条の規定による報告及び訂正の保存、閲覧等について定めます。
 次に、関連する三原市議会議員政治倫理条例の一部改正につきましては、当該条例には従来から自らが実質的に関与する企業と市との間の工事請負契約等に関する遵守事項について規定しておりましたが、このたびの法改正を受け、議員個人による請負契約も対象に含めるよう条文を整理するものであります。
 いずれも公布の日から施行し、令和6年4月1日から始まる会計年度における請負から公表の適用を受けるものです。
 以上、概要を申し述べましたが、地方自治法の改正趣旨を踏まえ、本市議会の対応として、条例制定及び条例の一部改正を発議するものであります。
 以上で提案の説明とさせていただきます。
○岡本純祥議長 お諮りいたします。各案は、自後の議事手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 これより採決に入ります。
 発第1号、発第2号の2件を一括して電子表決システムにより採決いたします。
 各案を原案のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成全員であります。よって、各案は原案のとおり可決いたしました。
────────────────────────────────────────
○岡本純祥議長 日程第9 発第3号三原市議会会議規則の一部改正について外3件を議題といたします。
 お諮りいたします。各案は、自後の議事手続を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 これより採決に入ります。
 発第3号、発第4号、発第5号、発第6号、以上4件を一括して採決いたします。
 各案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決いたしました。
────────────────────────────────────────
○岡本純祥議長 日程第10 発第7号本郷産業廃棄物最終処分場の管理体制の強化等を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 事務局長をもって議案を朗読させます。
…………………………………………………………………………………………………………
      〔森田事務局長朗読〕
発第7号
      本郷産業廃棄物最終処分場の管理体制の強化等を求める意見書の提出について
 三原市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書案を提出する。
(別紙)
      本郷産業廃棄物最終処分場の管理体制の強化等を求める意見書
 本市議会は、平成30年10月25日に「産業廃棄物最終処分場の設置許可にあたっては、十分な安全性の担保と民意への配慮」を求める「水道水源の保全に関する決議」を議決するとともに、令和5年7月14日には、広島県に対して「水源の保全に関する意見書」を提出するなど、市民の不安を取り除けるよう対応してきたところです。
 しかし、令和4年9月に本郷産業廃棄物最終処分場の運用が開始されてから2年余りの間に、水質の基準値超え等により4回の行政指導が行われる事態となっており、こうした状況から、地域住民は、井戸水の利用を控えたり、家業として営んできた農業を断念するなど、地域の環境悪化への不安は極限に達しています。
 こうした状況に鑑み、本市議会は、広島県に対し、水質の基準値超過の早急な原因究明と改善の実現を求め、次の事項を強く要望します。
1 度重なる行政指導を踏まえ、厳正な対応を行うこと。
2 展開検査の適正な実施に向けた指導を徹底すること。
3 水質検査の実施など行政検査を今後も継続すること。
4 住民説明会の開催など適宜地域住民に情報提供をすること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
令和7年3月11日
                               三 原 市 議 会
広島県知事  あて
…………………………………………………………………………………………………………
○岡本純祥議長 お諮りいたします。本案は、自後の議事手続を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 これより発第7号を電子表決システムにより採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはございませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成全員であります。よって、発第7号は原案のとおり可決いたしました。
────────────────────────────────────────
○岡本純祥議長 以上をもって今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
 閉会に当たり、市長から挨拶があります。岡田市長。
      〔岡田吉弘市長登壇〕
◎岡田吉弘市長 閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。
 去る2月17日に開会されました今期定例会におきましては、令和7年度三原市一般会計予算をはじめ各会計予算並びに関連議案等につきまして御審議をいただき、いずれも原案どおり議決をいただきましたことを厚くお礼を申し上げます。
 なお、総括質問並びに予算特別委員会等の審議の過程でいただきました御指摘、御意見等につきましては、真摯に受け止め、今後の市政運営につなげてまいります。
 さて、議員の皆様におかれましては、これまでの三原市発展のために様々な功績を残され、その任期を終えられようとしておられます。災害復旧やコロナ禍など多くの課題に対して真摯に向き合っていただき、三原市のさらなる活性化のために御尽力いただきましたことに心から敬意を表したいというふうに思います。今期限りで御勇退される皆様も、引き続き市議会議員選挙に立候補を決意しておられる議員の皆様も、今後とも変わることなく市政発展のために御指導、御鞭撻をいただきますようお願いを申し上げたいというふうに思います。何よりも健康に御留意をされて、引き続きの御活躍を祈念いたします。
 閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
○岡本純祥議長 この際、私からも一言御挨拶申し上げます。
 私たちの任期も残すところあと一月余りとなりました。
 本市は、3月22日に市制施行20周年を迎えます。この間、平成30年に続く令和3年の豪雨災害やコロナ禍など幾多の困難に直面しながらも、さらなる本市の飛躍の礎を築くことができた20年だったと感じております。
 そうした中、本市議会におきましては、公正、透明で市民に開かれた議会の実現を目指して議会改革に取り組んでまいりました。市への政策提言、本会議や常任委員会のユーチューブによるライブ配信、手話通訳者の配置や議場へのAIによる文字起こし等の表示による傍聴環境の整備が実現できたことは、改革の一つの成果ではないかと感じております。
 私自身は、令和5年5月に議長に就任して以来、2年間、議長を務めさせていただきました。今日まで何とか任務を果たすことができたこと、ひとえに議員の皆様、理事者の皆様の温かい御支援と御協力のたまものと深く深く感謝しております。ありがとうございました。
 来る4月13日には市議会議員選挙があります。今期限りで勇退されます議員の皆様におかれましては、市民の福祉向上と市政の発展、また議会運営に多大な貢献を果たしていただきました。心から敬意を表しますとともに、感謝を申し上げます。心から健康をお祈りし、今後は市民の一人として市政発展に御尽力賜りますようお願いを申し上げます。
 また、市民の審判をお受けになる議員の皆様、全員そろってこの議場で再開できますよう祈念して、私の挨拶といたします。誠にありがとうございました。
 これにて令和7年第2回三原市議会定例会を閉会いたします。
      午後3時45分閉会
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