録画中継

令和7年第1回臨時会
1月10日(金)
開会
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定について
日程第3 補正予算特別委員会付託議案
休憩・再開
日程第4 令和6年度三原市一般会計補正予算(第9号)
閉会
      午前10時開会
○岡本純祥議長 出席議員が定足数に達しておりますので、これより令和7年第1回三原市議会臨時会を開会いたします。
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○岡本純祥議長 この際、議会招集について、市長より挨拶があります。岡田市長。
      〔岡田吉弘市長登壇〕
◎岡田吉弘市長 皆さんおはようございます。
 本日、令和7年第1回三原市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御出席いただき、厚くお礼を申し上げます。
 今期臨時会には、物価高騰の影響を受けている低所得世帯の負担軽減を図るため、地方創生臨時交付金を活用した給付金事業の補正予算案を提出しております。後ほど御説明申し上げますので、原案どおり議決をいただきますようお願いを申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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○岡本純祥議長 これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元へ配付のとおりであります。
 これより日程に入ります。
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○岡本純祥議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において児玉敬三議員、岡 富雄議員を指名いたします。
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○岡本純祥議長 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日としたいと思います。これに御異議はございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、会期は1日と決定いたしました。
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○岡本純祥議長 日程第3 議第1号令和6年度三原市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。新地副市長。
      〔新地弘幸副市長登壇〕
◎新地弘幸副市長 ただいま上程になりました議第1号令和6年度三原市一般会計補正予算(第9号)は、国の補正予算に伴い、昨年12月17日に物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の内示があったことから、低所得世帯や低所得の子育て世帯などへの生活支援について補正するものであります。
 1ページを御覧ください。
 第1条に掲げておりますように5億600万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ543億1,398万円とするものであります。
 6ページをお開きください。
 歳出第2款総務費第1項総務管理費第18目物価高騰対応重点支援事業費5億600万円の追加は、令和6年12月13日を基準日として、国が低所得世帯支援枠の対象としている令和6年度分の住民税が非課税の世帯に対し、1世帯当たり3万円を、また18歳以下の児童を扶養している世帯に対して、児童1人当たり2万円を加算して支給するための4億3,200万円を補正するとともに、市独自施策として、推奨事業メニュー分2億5,384万6,000円の一部を活用して住民税が均等割のみ課税世帯に対しても同様に支援するため、7,400万円を補正するものであります。住民税非課税世帯分の支給世帯数は約1万3,000世帯で、うち子ども加算分の対象世帯は約600世帯、児童数は約1,100人、また均等割のみ課税世帯分の支給世帯数は約2,200世帯で、うち子ども加算分の対象世帯は約100世帯、児童数は約200人を見込んでおります。
 なお、基準日時点の世帯課税状況等により支給要件に該当すると考えられる世帯については、申請不要のプッシュ型で本年1月下旬以降に支給し、それ以外の世帯は申請型で2月下旬から順次支給いたします。
 議案説明書3ページから5ページに資料を掲載しておりますので、御参照ください。
 歳入は、国庫支出金及び繰越金であります。
 4ページにお戻りください。
 第2表繰越明許費は、申請型の世帯の支給について本年3月末までの完了が見込めないことから、適正な事業期間を確保するため、限度額1億1,130万円を計上しております。
 議案説明書6ページに事業の繰越理由、完了予定を掲載しておりますので、御参照ください。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岡本純祥議長 これより質疑に入ります。質疑はございませんか。24番寺田議員。
      〔寺田元子議員質問席に移動〕
◆寺田元子議員 ただいまの補正予算に関連いたしまして、各自治体が地域の実情に応じて困難な状況にある方々を支援するという目的で、推奨事業メニューが今回も国の補正で組まれています。三原市の交付額は、先ほど説明がありましたように2億5,384万6,000円交付されるということです。この推奨メニューの交付金の一部を使って、三原市は住民税均等割のみ課税世帯へ3万円、さらに、その世帯の子どもさん1人につき2万円給付するという事業6,400万円を、この推奨メニュー分から使うということです。残りの約1億9,000万円分は来年度に繰り越して、その新年度に必要な事業に充てていくというふうに伺っておりますが、現在どのような推奨事業が考えられているのか、お尋ねします。
 また、今後実施するこの推奨事業につきまして、原材料費や燃料等の高騰が続いているわけですから、できるだけ早期の実施が必要であると考えます。スケジュールについてもお尋ねします。
○岡本純祥議長 磯谷経営企画部長。
◎磯谷吉彦経営企画部長 先ほど副市長のほうから説明がございましたとおり、今回補正予算に計上した地方創生臨時交付金につきましては、国が低所得世帯支援枠として示す住民税非課税世帯に対して、1世帯3万円と当該世帯の児童1人当たり2万円の給付と、住民税均等割のみ課税世帯に対して、非課税世帯と同額の支援を推奨事業メニューとして行うというものでございます。
 先ほど寺田議員おっしゃられたとおり、そのほかの生活支援、事業者支援については、これまで令和6年度予算において、消費喚起、キャッシュレス還元事業や、学校や保育所などの給食費負担軽減事業を行ってきたところでございますが、今回の国の補正予算に関する事業については、交付限度額の残りである約1億9,000万円を令和7年度に本省繰越しして、令和7年度の予算において計上することを考えてございます。国からの通達によりまして、今回この補正予算における予算計上については可能な限り速やかに予算化して支給を行うという趣旨のものでございますので、そちらのほうをまずは優先させていただきたいと考えてございます。繰越しをいたします約1億9,000万円程度のものにつきましては、物価高騰に苦しむ市民、事業者のためにも、できるだけ早期に低所得世帯、生活者、事業者への支援をバランスよく実施していきたいと考えてございますが、現在のところにおいては、スケジュールやそのメニューについての決定はいたしておりません。なるべく早期にスピード感を持って取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願いいたします。
○岡本純祥議長 24番寺田議員。
◆寺田元子議員 ただいまお答えがありました。国が示しているようにできるだけ速やかに対応していきたいということで、推奨事業のメニューについては、生活者や事業者、そういったところを配慮しながら事業を考えていきたいということでした。国への申請期限は7月31日というふうに示されているようですが、この1億9,000万円の一部は恐らく当初予算にも幾らかは反映しているんだろうというふうに思いますが、そうでない部分はそれ以降ということになりますと、時期的にも非常にずれ込んでいくのではないかというふうに考えておりますので、物価高騰、原材料や燃料等の高騰はずっと続いているわけですから、できるだけ速やかにということを改めて要望しておきたいと思います。
 そして、残りの1億9,000万円の規模についてなんですけれども、生活者、そして事業者、事業者の中には、中小事業者もおられれば社会福祉事業者、児童福祉事業者、また学校関係、指定管理、幅広い方面の事業者をこれまでも支援した経緯がありますけれど、こういったいろんな業種を漏れなく支援をしていこうとすれば、国からの今回残っている交付金1億9,000万円だけではあまりに少ないのではないかというふうに考えます。そこで、今年度も、これから年度末を迎えるに当たり、恐らく令和6年度もかなりの不用額が出るのではないかと予測いたしますが、それらの一般財源を少なくとも1億円以上は投入して、この推奨メニューを幅広く、しっかり支援していく財源に使うべきではないかというふうに思っております。その点について、財源を十分確保するという点ではどうでしょうか。
○岡本純祥議長 松原財務部長。
◎松原秀樹財務部長 推奨メニューに対する一般財源等の確保について御質問がございました。現状、まだ不用額等の計算もできておりませんが、そういう事業に対してできるだけ皆さんに行き渡るように検討はしてまいりたいと思いますが、額については明言はできません。
 以上です。
○岡本純祥議長 24番寺田議員。
◆寺田元子議員 財源確保もしっかりしていっていただきたいということを申し上げて、終わります。
○岡本純祥議長 他に質疑はございませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 以上をもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第1号は、議長を除く全議員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
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○岡本純祥議長 暫時休憩いたします。
      午前10時14分休憩
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      午後1時20分開議
○岡本純祥議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○岡本純祥議長 この際、日程の追加についてお諮りいたします。お手元へ配付のとおり、本日の議事日程に日程第4を追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
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○岡本純祥議長 日程第4 議第1号令和6年度三原市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。
 補正予算特別委員長の報告を求めます。9番杉谷議員。
      〔杉谷辰次議員登壇〕
◆杉谷辰次議員 ただいま議題となりました議第1号令和6年度三原市一般会計補正予算(第9号)につきまして、補正予算特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本委員会は、本会議休憩中、関係理事者の出席を求めて審査を行いました。
 議第1号一般会計補正予算(第9号)は、5億600万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ543億1,398万円とするものであります。
 この補正の内容は、物価高騰の影響を受けている低所得者世帯を支援するため、住民税が非課税世帯及び住民税が均等割のみの課税世帯に対し、1世帯当たり3万円を、また当該世帯で扶養されている18歳以下の児童1人当たり2万円を支給するものであります。
 それでは、質疑の過程において出されました主な内容を申し上げます。
 委員から、今回の低所得者世帯臨時特別給付金事業については、手続の方法がプッシュ型と申請型があるが、その違いと支給通知等の送付時期についてただされたところ、理事者から、プッシュ型と申請型の違いについては、基準日時点で支給要件に該当し、かつ世帯の課税状況、世帯構成や口座状況を本市が把握しており、特段の手続をしなくても支給を行うことができる場合をプッシュ型、これに対し、対象世帯ではあるが、支給するための口座情報等を市として把握できておらず、確認書類等に基づき、改めて申請手続をしていただく必要がある場合を申請型としている。書類の送付時期については、非課税世帯には、プッシュ型の場合1月中旬、申請型は2月中旬、均等割のみの課税世帯には、プッシュ型の場合2月中旬、申請型は3月中旬を予定しており、準備が整い次第、なるべく早く送付したいと考えているとの答弁がありました。
 次に、委員から、他の自治体では、昨年の12月定例会の追加補正で対応しているところがある中で、本市が1月の臨時会での対応となった理由についてただされたところ、理事者から、国の予算成立が12月17日であり、本市議会定例会の閉会日と同日であったため、追加補正での対応は困難であったとの答弁がありました。
 質疑を終え、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、全員一致、提案内容を了とし、本案は原案どおり可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
○岡本純祥議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。
 議第1号を電子表決システムにより採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。
      〔賛成者 ボタンを押下〕
○岡本純祥議長 ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡本純祥議長 なしと認め、採決を確定いたします。
 賛成全員であります。よって、議第1号は委員長の報告のとおり可決いたしました。
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○岡本純祥議長 以上をもって今期臨時会に付議された事件は、全て議了いたしました。
 閉会に当たり、市長より挨拶があります。岡田市長。
      〔岡田吉弘市長登壇〕
◎岡田吉弘市長 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今期臨時会に提出いたしました議案につきましては、原案どおり議決をいただき、厚くお礼を申し上げます。
 議決いただきました給付金事業につきましては、一日でも早くお届けするよう、しっかりと取り組んでまいります。
 議員の皆様におかれましては、引き続きの御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
○岡本純祥議長 これにて令和7年第1回三原市議会臨時会を閉会いたします。
      午後1時27分閉会
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